正月の縁起物作りが最盛期 宮城・塩釜神社
khb東日本放送
2024年も残すところあと1カ月余りとなりました。宮城県の塩釜神社では、正月に向けた縁起物作りが最盛期を迎えています。
塩釜神社では11月から、家内安全を願う鏑矢や商売繁盛を願う熊手など、正月に向けた5種類の縁起物作りが進められています。 幸先良い新年を迎えられるようにと願いが込められた幸先矢には、国の天然記念物である境内の塩釜桜に見立てた花飾りや、新年の干支の巳が描かれた絵馬などが1つ1つ手作業で取り付けられています。 何事もうまくいくという、うまくいく御守に巳の飾り金具を付ける作業も進められています。 塩釜神社前川成文権禰宜「健康で幸せになってもらいたいなということを思いながら、巫女が1人ずつ1体ずつ丁寧に作業しております。新年も穏やかな年になることを一番願っていますので、それが一番だと思っております」 縁起物の授与は、12月1日から始まります。塩釜神社では1万1750体を製作し、作業は12月末まで続くということです。 12月2日には、毎年恒例の干支を描いた大絵馬の飾りつけも行われる予定です。
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