阪神大山残留 過去のFA選手の結末は…? 22年には岩崎優が宣言残留 FA移籍は日米10人
国内フリーエージェント(FA)権を行使していた阪神大山悠輔内野手(29)が29日、残留を決断した。獲得に乗り出した巨人と前代未聞のTG争奪戦となっていたが、悩み抜いた末に甲子園で戦い続ける決意を固めた。この日のうちに両球団への報告を済ませ、阪神球団が発表した。5年17億円プラス出来高で契約する。(金額は推定) 【写真】笑顔で阪神残留会見を行う大山悠輔 ◇ ◇ ◇ 阪神からFA宣言していた大山悠輔内野手(29)が29日、チーム残留を表明した。 過去に阪神からFA宣言(海外FAも含む)した選手は今年の大山と原口文仁内野手(32)を含めて32人。原口はまだ去就が決まっていない。 うち移籍したのはメジャー3人を含む10人。移籍は93年オフの松永浩美(ダイエー移籍)に始まり、17年オフの大和(DeNA移籍)が最後。巨人への移籍は1例もない。 22年オフには岩崎優投手(33)がFA宣言した上で残留。シーズン終了後まもない10月下旬に、阪神と新たに4年契約を結ぶことを発表した。