中山芝は高速決着 ターコイズSはフィールシンパシーの粘り込みを期待
金曜正午の時点で3場揃って芝ダートともに良。あすにかけて馬場状態に影響を与えるような雨が降る予報はなく、このまま良での開催となる。 【写真】フィールシンパシーこれまでの軌跡 まずは中山。芝は高速決着。内外の差はなく、展開次第で外差しも決まる。ダートは含水率が1.6~1.7%と低く、パサパサのコンディション。先週までとは異なり、大型馬優勢の傾向になるかも。 続いて京都。芝はC→Dコース替わり。悪化した内側を完全にカバーするには至らないが、内回りなら内を回しても大丈夫。一方、外回りは中程に出した方がいい。どちらも前有利。先週は480kg以上の大型馬が【9-2-7-24】と大活躍だったが、コース替わりでどうなるか。ダートは逃げ先行馬を軸に据えるのが無難。シニスターミニスター産駒は相変わらず走る。先週は大型馬が優勢だった。 最後に中京。芝はA→Bコース替わり。どちらかといえば内有利。極端に後ろからでは厳しいが、ペース次第で中団あたりからでも差せる。ダートも展開次第で差し馬に出番あり。 【注目馬】 中山11R・フィールシンパシー…昨年は2番枠からロスなく運んで2着。今年も内寄りの5番枠だから同じようなレースができるはず。重賞初制覇のチャンスだ。 京都11R・シロン…時計のかかる芝1200mがベスト。今の馬場状態を考慮しても、内回りの狙い目は大型の逃げ先行馬なので、押し切りを期待したい。 中京11R・ヘニータイフーン…ダートで2~5番なら【2-0-3-1】の好成績。前走同様、ロスなく運んでの上位進出だ。