グロジャンが九死に一生!! 大クラッシュでマシン炎上も無事に脱出「手と足首に軽いやけど」と所属チーム発表【F1第15戦バーレーンGP決勝】
◇29日 F1第15戦バーレーンGP決勝(バーレーンインターナショナルサーキット) 【写真&動画】グロジャンのマシンがクラッシュで大炎上 F1第15戦バーレーンGPは29日、バーレーンインターナショナルサーキットで決勝がスタート。ハースのロマン・グロジャン(フランス)のマシンが1周目に他車と絡んで路肩のガードレールに激突。衝撃でマシンから火柱が上がり、そのまま赤旗中断となった。 決勝はナイトレースとして開催され、グロジャンは3コーナー後の直線区間でアルファタウリのダニール・クビアト(ロシア)のマシンと接触した。グロジャンは炎が上がるなか、自力で脱出。コースマーシャルらに肩を担がれながら救急車に搬送された。チームは「グロジャンは手や足首に軽いやけどを負ったが、それ以外は問題ない。医師の治療を受けている」との声明を発表した。 マシンはガードレールに突っ込んだ衝撃でコックピット後方が真っ二つに割れたが、コックピット自体は無事だった。ドライバーはいずれも耐火式のヘルメット、レーシングスーツ、グローブ、シューズなどの装着が義務付けられており、運転席についても国際自動車連盟の衝撃安全試験をクリアしている。 クラッシュでガードレールなどが破損したため、修復に時間を要し、スタートから1時間半弱が経過してレースが再開された。
中日スポーツ