【修斗】悲願のベルト獲得なるか、岡見「これがラスト」×ジェヨン「この1年で強くなったことを証明する」、エフェヴィガvs.マックスは環太平洋王座戦、シモンがスーパー高校生・中池に怒りののど輪=11月30日(土)後楽園
2024年11月30日(土)プロフェッショナル修斗・後楽園ホール大会の前日計量が29日、都内にて行われた。 【写真】フェイスオフでのど輪はあまり見られない試合前日計量となった メインイベントは“世界のサンダー”岡見勇信(EXFIGHT)と宿敵キム・ジェヨン(韓国/NOVA MMA)で争われる「修斗世界ミドル級王座決定戦」。岡見は83.8kg。ジェヨンは83.6kg。 計量後、坂本一弘サステイン代表が持つベルトを前に、前戦とは異なる5分5R戦に臨む岡見は「チャンピオンシップはこれがラスト。最後の挑戦」と決意のコメント。 前回の岡見との3Rの死闘でスプリット判定で敗れたジェヨンは、その後2連勝中。「この1年で強くなったことを証明する試合になる」とハリのある身体で自信を見せた。 ベルトを巻くのは岡見かキムか。 セミでは、エフェヴィガ雄志(同級1位/TRIBE TOKYO MMA)とマックス・ザ・ボディ(同級3位/BRAVE)が「環太平洋ライト級王座決定戦」で激突。 また、フライ級で「新人王決定トーナメント」準決勝に臨むシモン・スズキ(和術慧舟會HEARTS)は、計量に遅れてやってきた“スーパー高校生”中池武寛(パラエストラ小岩)とのフェイスオフで互いに額を突き合わせると、シモンがのど輪。中池も突き飛ばして、関係者が間に入る乱闘騒ぎとなった。 既報通り、SASUKEvs.椿飛鳥、榎本明vs.中野剛貴の2試合が怪我のよる中止で全6試合となった同大会の当日券は、30日午後4時から後楽園ホールにて販売される。 出場全選手のコメントは以下の通り。 ◆プロ修斗公式戦 2024 Vol.8 計量結果とコメント 2024年11月30日(土)後楽園ホール [開場]17:00[開始]18:00 ▼メインイベント 第6試合 修斗世界ミドル級チャンピオン決定戦 5分5R 岡見勇信(日本/同級世界2位/EXFIGHT)38勝15敗 83.8kg キム・ジェヨン(韓国/同級世界3位/NOVA MMA)27勝16敗 83.6kg 岡見「ようやくここに辿り着くことができました。着地できました。この歳(43歳)でこのタイミングでチャンピオンシップを戦えるころが幸せで光栄です。キム・ジェヨン選手とは、去年戦って強さが分かりました。リスペクトしていますし、だからこそしっかり倒して、修斗のベルトを獲る。これがチャンピオンシップはラスト、最後の挑戦です。その姿をぜひ見ていただきたいです」 ジェヨン「昨年の岡見選手との試合で、自信と不足な点も分かりました。この1年強くなったことを証明する試合になります。あと、どうしても言いたいことがあります。去年も今年も、岡見選手と試合ができて光栄です」 ▼第5試合 環太平洋ライト級チャンピオン決定戦 5分3R エフェヴィガ雄志(同級1位/TRIBE TOKYO MMA)9勝0敗 70.1kg マックス・ザ・ボディ(同級3位/BRAVE)14勝11敗 70.0kg エフェヴィガ「今までで一番強い自分を見せるので、よろしくお願いします」 マックス「自分のベストを尽くします。今まで少しいろいろありましたが、明日勝ちを獲りに行きます」 ▼第4試合 2024年度新人王決定トーナメント準決勝 フライ級 5分2R 中池武寛(パラエストラ小岩)55.8kg シモン・スズキ(和術慧舟會HEARTS)56.3kg シモン「計量に遅刻してくるヤツはだいたい弱いヤツ。慣れてるんで、明日はブッ倒します」 (計量最後に到着。フェイスオフでシモンの「謝れや」に「今言うところだ」と返し、額を突き合わせてから胸を突き飛ばす) 中池「遅れてすみません。煽られたんで、死ぬほどボコボコにしていじめてやろうと思います」 ▼第3試合 バンタム級 5分2R 平川智也(同級世界6位/マスタージャパン東京)61.1kg 杉野光星(ALLIANCE)61.2kg 平川「杉野選手、キャリア・経験関係なく強い選手だと思って、前回の試合からすぐに志願しました。しっかり勝利したいと思います」 杉野「明日は平川選手と本気で勝負したいと思っています。良かったら観てください」 ▼第2試合 インフィニティリーグ2024 フライ級 5分2R 須藤晃大(勝ち点9/EXFIGHT)56.7kg 亮我(勝ち点5/ゴンズジム)56.7kg 須藤「明日、超楽しみです。応援よろしくお願いします」 亮我「明日、興奮しています。自分がフィニッシュしたいと思います」 ▼第1試合 フェザー級 5分2R たてお(同級世界9位/ELEVEN)65.7kg 島村 裕(パラエストラ小岩)65.8kg 島村「第1試合、盛り上げる試合でフィニッシュしたいと思います」 たてお「ELEVENのたておです。憧れの岡見選手がメインの大会に志願しました。憧れの選手の前なのでしっかりした、いい試合にこだわって徹底してやります」
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