バリバリの関西人が関東に引っ越して衝撃を受けたこと5選
普段過ごしている土地を離れたとき、慣れない文化に触れると衝撃を受けることがあります。 【地図で確認】四角い餅と丸い餅、境界線はどこ!?(出典・農林水産省) 今回は関西で32年を過ごしたAさんに、8年の関東生活で「衝撃を受けたこと」を教えてもらいました。同じような経験のある方は、当時をなつかしく感じるのではないでしょうか。 ※個人の体験談を集めたものなので、関西や関東の文化すべてにあてはまるわけではありません。
関東には4枚きりの食パンが売っていない
関西で32年を過ごしたAさんが関東生活で「衝撃を受けたこと」として、まず「関西では食パンの4枚切りがあるが、関東では一度も見かけたことがありません。」と話してくれました。 スーパーやコンビニで売られている食パンは、関西では4枚~6枚切りが主流です。一説には粉ものを好む関西人の場合、パンも厚切りを望む人が多いからとも言われます。 関東では6枚切り以上が多く、サンドイッチ用の薄切りも一般的に売られています。 噂では聞いていても実生活で触れると、衝撃を受けるポイントになりますね。
関東の柏餅は味噌あんがある?!
関西では、柏餅といえば上新粉で作った餅であんこを包み、柏の葉で挟んだものを連想します。大福のようにぽってりしたものです。 しかし、関東ではあんこの代わりに味噌あんを入れることがあります。関西では全く見かけないスタイルなので、初めて見るとびっくりしますね。 また、あんこを包まずクレープのように挟むこともあり、見た目の違いに衝撃を受ける関西人は多いようです。
酢だこの色が鮮やか!
お正月用の食材を買いに行った際、関東のスーパーに陳列された酢だこを見て衝撃を受けた経験もあったようです。 色がとても鮮やかで、関西で見るたことは全くの別物だったのだとか。 関西では、おせち料理に入れるたこは煮ることが一般的です。関東以北で一般的に食される酢だこは、確かに色鮮やかでびっくりしますよね。
関東では丸餅が見つからない!
また、お正月を前に「お雑煮用の丸餅」をスーパーで探したところ、全然見つからなかったことも衝撃ポイントだったようです。 関東では四角いお餅が一般的で、さらには「のし餅」という大きな餅が主流です。一つひとつ丸めたお餅しか知らない関西人にとっては、のし餅の食べ方すらわかりません。 実際にAさんも、「いつもある大きな「のし餅」を初めて見て、どうやって食べるのかなぁと思っていました。」と教えてくれました。 農林水産省によると、四角い餅と丸い餅の境目は「岐阜県の関ケ原辺り」になります。ちょうど境界線上にある、岐阜、石川、福井、三重、和歌山の5県では、角・丸2種類とも使われているところもあるのだとか。 ちなみに、お雑煮を作るときの出汁も関東と関西では全く違います。出汁とは言いましたが、関東では「つゆ」と言う方も多いです。 同じ関西でも京都は白味噌ですし、奈良はきなこをつけて食べます。地域によって差が出るのがおもしろいですね。