【香港カップ】A・オブライエン師 みなぎる自信 ウイングスパン「2000メートルが一番合う」
「香港カップ・香港G1」(8日、シャティン) 愛国の名門A・オブライエン厩舎からは計4頭がスタンバイ。コンテントとウイングスパンが香港C、ルクセンブルクとコンティニュアスが香港ヴァーズに出走を予定している。 香港Cに挑む2頭は3歳牝馬。8月にヨークシャーオークスを制したコンテントは前走のBCフィリー&メアターフで6着に敗れた。A・オブライエン師は「BCでのレースペースは彼女にとっては遅かった。距離短縮がいい形で出ると思う」と舞台変わりを歓迎する。ウイングスパンについては「2000メートルが一番合う。とても扱いやすい馬でまだまだ成長していく」と高いポテンシャルを強調した。 香港ヴァーズでは、ルクセンブルクに力が入る。昨年は香港Cに出走して2着。「とてもレベルの高い馬。昨年は素晴らしい走りでしたが、もう少し距離があれば届いていたと思う」と距離延長で“リベンジ”を誓う。コンティニュアスにも「状態はとても良くなっている」と好感触。両レース制覇へ、十分な役者がそろった。