【東海S】馬券のカギは5歳馬にあり! 実績より勢いを重視、本命はアイオライト!
前走オープン特別組は「4着以内」がキーワード!
「ライバル対決」に惹かれた経験が少なからずあるのではないだろうか。少々競馬から離れるが1997年から2000年にかけ私は新日本プロレスの虜だった。「橋本真也VS小川直也」の対決である。当時の私は熱狂的な橋本贔屓であり、秋田にて涙を流しながらゴールデンタイムのテレビ中継に釘付けになっていた。 何故、この事を思い出したか。東海Sが東海ウインターSというレース名だった時代に中央馬を強烈な末脚で負かした地方馬がいた。アブクマポーロである。多くのライバル対決があったが、最後の好敵手は岩手のメイセイオペラだったのではないだろうか。 お隣の岩手競馬のヒーローという事もあり、私はメイセイオペラファンだった。時代が近かったこともあり、ワンセットでこの時代を思い出すことがある。今年は大井のサルサディオーネがどんなレースを魅せてくれるか楽しみだ。 2013年より距離が1800mに短縮され舞台を中京へ移した当レース。エアアルマスが勝利した2020年は京都開催だったが、そのレースも含め近9年間の前走クラス別成績と年齢別成績を振り返ってみたい。まずはクラス別成績。 G1 [4-4-4-19] G2 [0-1-0-7] G3 [1-2-1-12] オープン特別 [3-2-3-62] 3勝クラス [1-0-1-7] やはりG1組の良績が目立つ。特に5着以内だった馬は[4-1-2-6]で複勝率53.8%だ。そしてオープン特別組も頑張っているのだが、4着以内だった馬が[3-1-3-17]なのに対し5着以下だと[0-1-0-45]。 連に絡んだのは2018年にあわや単勝万馬券の大駆けをしたコスモカナディアンのみ。前走オープン特別組を狙う場合は4着以内という事を覚えておきたい。最後に3勝クラスからは2019年にダート5連勝で挑んできたインティのみが連対している。 次に年齢別成績。 4歳 [1-1-2-12] 5歳 [6-3-3-17] 6歳 [1-0-4-36] 7歳 [1-4-0-26] 8歳以上 [0-1-0-16] 圧倒的に5歳馬が優勢だ。特に当日4番人気以内なら[6-1-2-3]、5番人気以下ならば[0-2-1-14]と両極端な成績になっている事は覚えておきたい。とはいえ、2着にきた2頭は12番人気と13番人気。穴党ならば簡単な見限りは早計だ。 そして7歳馬の健闘も目立っている。2014年ニホンピロアワーズが1着となり、他にもナムラタイタン、グランドシチー、ヴェンジェンス、アナザートゥルースが2着となっている。共通するのは前走チャンピオンズC(ジャパンCダート)か東京大賞典を走ってからここに向かってきた点だ。