「正しいテンポで進められていない」復調目指すシティはユベントスとの大一番、グアルディオラ監督「シンプルなことへの自信を取り戻す」
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が大一番に向けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。 公式戦7試合未勝利の泥沼からは脱したシティ。しかし、7日に行われたプレミアリーグ第15節のクリスタル・パレス戦をドローで終え、久々の連勝はならなかった。 11日にはチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第6節、ユベントス戦。アウェイで強豪と対戦するグアルディオラ監督は、試合前会見でチーム状態について語った。 「攻撃が速すぎて、正しいテンポで物事を進められていない。そのため、どのチームも我々より優れている」 「我々を救うのは自分たちのプレースタイルだ。こうなっているのは、我々がプレーすべきやり方でプレーしなかった結果だ」 「やるべきことはシンプルだ。我々の強みはボールプレーだ。それが成功の理由だ。ボールを持っていない時は必死に走るが、ボールを持っている時は信じられないほど忍耐強くなる。相手を走らせ続ける」 「ボールを奪ったり、パスをしたりといったシンプルなことへの自信を取り戻す必要がある。シンプルなプレーをよりうまくこなし、自信を取り戻す」 「何千本、何百万本ものパスを通せば自信がつき、それが自分たちをあるべき姿にしてくれる。先月のような状況でそれができるかどうかはわかっている」 また、CL決勝トーナメント進出にも言及。リーグフェーズ第5節終了時点で36チーム中18位と、ストレートで突破できる8位以内は遠い状況。とにかく勝ち点が必要だと主張した。 「今は(順位表のことは)考えていない。ここ7、8試合を見れば我々はそのポジションにないし、複数の試合で勝つことについては語れない」 「とりわけフェイエノールト戦では勝てなかったし、インテルとの初戦では勝利を目指したが引き分けだった。4ポイントを失ったし、これからはトリノとパリでの2つの難しい試合、そしてホームでのブルージュが待っている。予選通過のためにはポイントを取らなければならないが、どうなるかはわからない」 さらに、選手のコンディションにも触れたグアルディオラ監督。遠征メンバー入りしたイングランド代表MFフィル・フォーデンとクロアチア代表MFマテオ・コバチッチ、直近のクリスタル・パレス戦を欠場したスイス代表DFマヌエル・アカンジ、オランダ代表DFナタン・アケについて語った。 「コバ(コバチッチ)は数分間プレーするかもしれないが、そうは(準備万端とは)思わない」 「だが、彼ら(フォーデンとコバチッチ)がチームにいて、トレーニングセッションに参加し、一緒に遠征するのは嬉しいことだ」 「(アカンジとアケについては)わからない。ナタンはマヌより長くなるだろうが、(離脱期間が)どれだけ長くなるはわからない」 「(課題は)先月と同じだ。何も変わらない」
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