昨年失格の菅楓華がリベンジ QT突破で来季出場権ゲット「やっと開幕戦から出られる」
<JLPGAファイナルQT 最終日◇29日◇葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース(静岡県)◇6454ヤード・パー72> 菅楓華・清本美波の2ショット【写真】 来季の前半戦出場権がかかる「ファイナルQT」の最終日。19歳の菅楓華が4バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「71」をマークし、トータル1オーバー・18位タイでホールアウトした。 来季のレギュラーツアー前半戦出場権獲得ラインの35位をクリア。昨年のファイナルQTでは5位の好成績をおさめながら、後日、同伴競技者のスコア記入ミスと、本人確認・訂正ができていなかったことが発覚して失格処分を受けた。今年はそのリベンジを果たした。 「風が強かったので、きょうも耐えながら。最終的にアンダーで回れたので良かったです。やっと開幕戦から出られる。しっかりとオフに準備したい」と語り、来季の活躍を誓った。 菅は昨年のプロテストで一発合格。同年のQTでは失格処分を受けたため、ステップ・アップ・ツアーが主戦場だった。しかし、限られた試合数で結果を残してリランキングを突破。シード獲得こそならなかったが、22試合でトップ10入り4回と才能の片りんを見せた。