天皇杯・皇后杯バレー 姫路がフルセットでデンソーを撃破 セリンジャー監督「毎週毎週、本当に大接戦」
◇天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権女子準々決勝 ヴィクトリーナ姫路3―2デンソーエアリービーズ(2024年12月14日 Asueアリーナ大阪) SVリーグ5位の姫路が2位のデンソーに競り勝った。SVリーグの2試合も1勝1敗だったが、この試合も最後までもつれた。第1セットを姫路が25―20で取ったものの、第2セットは21―25、第3セットは20―25で落としてしまう。第4セットはデンソーのミスも重なって25―20でフルセットに。どちらも譲らない展開だったが、最後は姫路が15―13と粘り勝ちして4強入りを決めた。岡山と対戦する。 アヴィダル・セリンジャー監督(65)は「毎週毎週、本当に大接戦。木金と試合してまた明日。選手を心から誇りに思います。絶対に諦めない。最後まで戦い続けている」とまずは選手の奮闘をたたえた。「デンソーさんのハードワークで1―2になって、自分たちをもう一度信じ直しました。我慢、忍耐…全員が強く努力してくれた結果です。メンタルの強さは苦しいゲームを繰り返す中でタフな強さになってきている」と試合の度に選手の成長を感じている様子だった。