グアテマラ治安部隊、移民集団を分断し進行阻止
(c)AFPBB News
【1月19日 AFP】中米グアテマラの治安部隊は18日、徒歩で米国を目指すホンジュラスの移民集団(キャラバン)約4000人を分断し、進行を阻止した。現地のAFP取材班が確認した。 警官隊は統制の取れた動きで前進し、警棒で盾をたたいて音で威嚇。移民らを追い散らした。 移民らは今もグアテマラ国内にとどまっている。その多くは集団を再結成し、より良い暮らしを目指して北上を再開するとみられる。 15日にホンジュラスを出発したキャラバンは、国境から約50キロのグアテマラ南東部の町バドオンド(Vado Hondo)で16日から足止めされている。 先に進むのを待っている移民らは屋外で寝起きして主要道路をふさぎ、貨物トラックの大渋滞を発生させた。 キャラバンが18日に治安部隊に阻まれて後退した際、警察に投石する人もいた。 治安部隊は移民らを押し返して道路をトラックが通行できるようにしようとした際、催涙ガスを使用した。(c)AFPBB News