ジョーンズ怜音は2時間半を超える死闘の末にジュニア男子シングルス2回戦を途中棄権 [全豪オープンテニス]
今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)のジュニア男子シングルス2回戦で第11シードのキリアン・フェルドバウシュ(スイス)と対戦したジョーンズ怜音(tennium)は、第3セット途中でリタイアした。 【表彰写真】2018年全国選抜ジュニアテニス選手権大会の14歳以下で優勝を飾ったジョーンズ怜音 第1セットを7-6(3)で先取したジョーンズは第2セットも3-0とリードしたが4ゲーム連取されて逆転され、もつれ込んだタイブレークを3-7で落として最終セットに持ち込まれていた。ジョーンズは第3セット第1ゲームをブレークしたが次のゲームをキープできず、フェルドバウシュがこのセットで初めてキープして2-3となったあとの第6ゲームで0-40された時点で試合続行を断念した。試合時間は2時間23分。 国内ジュニア全国大会で2度の優勝経験を持つ17歳のジョーンズは、2018年からフランスのムラトグルーテニスアカデミーで腕を磨いている。2018年と19年に14才以下国別対抗戦「ワールドジュニア」の日本代表としてプレーしたジョーンズは、19年の決勝大会6位に貢献した。 グランドスラム・ジュニア初挑戦のジョーンズは、1回戦でコナー ヘンリー・バン シャークウィック(ナミビア)を7-6(9) 6-2で破ってデビュー戦を飾っていた。 アルトゥール・ジャ(フランス)とのペアでダブルスにも出場していたジョーンズは、前日に行われた1回戦で第1シードのエダス・ブトビラス(リトアニア)/ミリ・ポリチャク(クロアチア)に5-7 2-6で敗れていた。(テニスマガジン) ※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Ret.は途中棄権 ■ジュニア男子シングルス2回戦の試合結果|日本人選手 ●53ジョーンズ怜音(日本/tennium)7-6(3) 6-7(3) 2-3 Ret. ○56キリアン・フェルドバウシュ(スイス)[11]