【最強道具レビュー】A-Stage「Re・De Pot 電気圧力鍋」
小さい中に必要な機能はすべて備わっている
さて、コンパクトな設計だからといって機能が少なかったりしないのもRe・De Potの良いところ。圧力鍋の基本である「圧力調理」「スロー調理(圧をかけない通常の加熱調理)」「保温」はもちろんのこと、スロー調理に関しては40℃~100℃まで10℃単位で温度調整をできるので、簡単な低温調理もできちゃいます。調理時間と温度を食材ごとに研究して世界最強の仕上がりを目指すみたいな料理ギークの人でない限り、この10℃単位という設計で十分に美味しく仕上げることが可能です。僕は料理ギーク側の人間なので、低温調理をする場合は専用の調理器具を使いますが、それはあくまで真水を使った真空調理が前提なので「ざっくりこのくらいの温度帯で出汁を引きたいんだよな」という時や「魚が反らないくらいの温度で一度火を入れたいんだよね」なんて時には活用すると思います。これは鍋であることの利点ですね。あとは、この子、調理開始時間を設定した予約調理も可能なので、出かける前に材料を入れておいて、帰宅時には仕上がっているなんて使い方もできます。ああ、電気のチカラってしゅごい。
さっそく調理してみたよ! レシピも公開~
実力を確かめるために作ってみたのは、フランス南西部・ベアルヌ地方の郷土料理で、僕がこよなく愛する「ガルビュール」です。ガルビュールはコンソメベースのスープにキャベツ、玉ネギ、大根、ニンジンから出る自然な甘みと、ベーコン、生ハムから出る旨味、白インゲン豆のコクが融合した煮込み料理。キャベツを中心とした野菜をやわらかく仕上げるのがポイントなので圧力調理が抜群に合っているのです。身体がホッとする優しい味わいは、一度作ったらやみつき! バゲットと一緒に朝ごはんやブランチにもオススメの一品です。 <「ガルビュール」のレシピ> キャベツ…120g 玉ネギ…75g ニンジン…40g 大根…60g ベーコン(ブロック)…50g 生ハム…10g。 A 水…300ml コンソメ(顆粒)…5g ローリエ…2枚 EXVオリーブオイル…大さじ1/2 塩…小さじ1/4。 白いんげん豆(水煮)…100g パセリ…少々 黒コショウ…適量。 1 キャベツを1/8のくし切りにし、玉ネギ、ニンジン、大根は小さめの乱切り(またはさいの目)にする。ベーコンは短冊に切り、生ハムは小さくちぎっておく。 2 圧力鍋に1とAを入れたら蓋をし、加圧時間を10分に設定して調理開始する(Re・De Potの場合、準備加熱、加圧、減圧含めて約30分で完了)。 3 減圧まで完了したら蓋を開けて白いんげん豆を加え、5分程度加熱する(Re・De Potの場合、スロー調理モードの100℃設定)。 4 器に盛り、みじん切りにしたパセリと黒コショウをあしらったら出来上がり。 こんな感じで材料を放り込んだらあとはおまかせで美味しい料理ができちゃうんだから、電気圧力鍋はやめられないですね。 <詳細な製品情報はコチラへ> Re・De 公式ホームページ 。