【有馬記念】女性のパイオニア的存在4名に理事長特別表彰!「長きにわたりメディアを通じて…」
19日、有馬記念フェスティバルの第2部で24年度のJRA理事長特別表彰セレモニーが行われ、加藤みどり氏、井口保子氏、吉永みち子氏、鈴木淑子氏の4名が表彰された。表彰理由は「競馬界における女性のパイオニア的存在として、長きにわたりメディアを通じて競馬の発展に大きく貢献したこと」とされている。 加藤みどり氏は71年より日刊スポーツの競馬コラムを担当。76年から北海道テレビ放送の「土曜競馬中継」にて女性競馬リポーターとして活躍した。国民的アニメ「サザエさん」等の声優として活躍し、競馬のオピニオンリーダーとしても活動している。 井口保子氏は71年、ラジオ関東にて日本初の女性競馬実況アナウンサーとしてデビュー。95年まで20年以上競馬番組を担当し、活躍した。 吉永みち子氏は72年、競馬専門紙「勝馬」に入社し、日本初の女性競馬新聞記者として活躍した。84年に発表した「気がつけば騎手の女房」は第16回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞し、テレビドラマ化もされ社会的な話題となった。 鈴木淑子氏は83年よりフジテレビの競馬中継番組において、キャスター・コメンテーターとして20年以上の長年にわたり出演したほか、現在も競馬ジャーナリストとして幅広く活躍している。