大阪府・吉村知事が定例会見7月8日(全文2)夜の街関連の感染が大阪でも
感染防止ステッカーの件数が低調。課題は?
毎日放送:ありがとうございます。あと1点、黄色の警戒信号がともったときに、休業要請をかける1つの目安として、感染防止の対策をしてるかどうかのステッカーを貼っているかどうかだというふうにおっしゃっていましたけれども、今日の9時ぐらいまでの時点で2800件とかなり低調だというふうに府のほうではおっしゃっていましたが、その辺りの課題はどのようにお感じですか。 吉村:2つあって、1つは「大阪コロナ追跡システム」については、これは感染もある程度出ているとき、僕自身も発信もして、これはそれもまだまだとはいえ、約2万件の事業者に導入してもらって、そして60万人の方にメール登録なんかもしてもらっているということで、これも完璧ではないけど、そういう追跡システムという仕組みとしてはかなり広がってきているかなと思っています。 ただ感染防止ステッカー、いわゆる感染防止対策をしていますよ、マニュアルに沿って対策を取っていますよっていうのを、これをお店に宣言してもらって、それでステッカーを発行するということについては、やっぱりまだまだ浸透してないなということはわれわれも認識をしています。ちょっとこれに対する発信が不十分だっていうのがあると思いますし、ちょっとタイミングもずれましたので、そういった意味でなかなか広がってきてないなというのはありますが、感染防止対策を取ってる店とそうじゃないお店を一緒に扱うっていうのは僕は違うと思いますし、感染防止策を取ってますよというのを宣言するお店については1店舗ずつこういうステッカーを発行しますので、ぜひそういったお店の皆さんは、この感染防止ステッカーをご利用いただきたいなと思います。
感染防止宣言をぜひしていただきたい
黄色のステージに、黄色の信号がついてしまったときに、これはどうしても、例えば府民の皆さんには外出の自粛をお願いしなきゃいけないねっていうところにおいても、クラスターが発生してて、感染防止の対策を取っていないところ、だからこの宣言をしていないところには外出自粛をお願いします、そういう方向性を示ししますということは、もうこれは事前に明示しているとおりなので、ぜひ店舗の皆さんについては、しっかりと感染対策を取るという意味で、この感染防止宣言をぜひしていただきたいなと、これは広めていきたいなとは思います。 決して感染防止宣言をしていないから何か懲罰的に休業要請をしたりとか、そういう意図があるわけではありませんが、やっぱり感染防止宣言とか感染防止対策を取っているお店が一方で真面目にいながら、そうじゃない、同じ業態でもそうじゃないお店がいて、そこで広がっているということであれば、やっぱりそこに対して区別をして、取ってないところにちょっとわれわれとしても利用を控えてくださいだとか、あるいはその他の策というか、これはまだ明確なものがあるわけではありませんが、そういったことをしていくというのは僕は必要なんじゃないかなとは思っています。 司会:次のご質問、お願いいたします。