山田孝之「骨は折れても戻る。歯は戻らん」体張って松本まりかと21年ぶり共演 紀里谷和明監督の短編映画
俳優の山田孝之(38)が12日、東京都内で行われた短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ) Season2」完成披露試写舞台あいさつに登壇した。 主演の「The Little Star」(紀里谷和明監督)ではパンダの着ぐるみを身に着けアクションに挑戦した。短編ならではのスピード感を求めるために、紀里谷監督がアクションを入れたそうで、山田は「(アクションは)けがをするから嫌。やりたい人だけやればいいと思ってるのに、アクションが来た」と苦笑い。しかし「もう覚悟決めるしかない。(骨は)折れてもいい。歯だけは気を付けよう。骨は折れても戻る。歯は戻らん」と腹をくくったという。その結果は「2日で3本、突き指しました。これはもう人生初です」と胸を張った。 また、今作では松本まりか(37)と、NHK系ドラマ「六番目の小夜子」以来21年ぶりの共演を果たした。この日サプライズ登場した松本は「すごいうれしかったけど、怖かった。芝居を見られることが」と明かし、「撮影はセリフがなかったけど、緊張した。ミラクルな瞬間がたくさんありました」と笑顔で撮影を振り返った。 “誰でも映画を撮れる時代”に自由で新しい映画制作の実現を目指すプロジェクト。「変化」をテーマに36人の監督がそれぞれ撮影した短編映画をオムニバス形式で4シーズンに分けて公開する。山田はプロジェクト全体のプロデューサーとしても活躍する。
中日スポーツ