写真：トラベル Watch

　JR東日本は、2025年3月15日にダイヤ改正を実施する。ここでは主な改正ポイントについて記述する。 　東北新幹線では、東京駅～新青森駅間にそれぞれ14時台の「はやぶさ」1往復を増発する。山形新幹線「つばさ」ではE8系を使用する列車を増やすとともに、2026年春までに全列車をE8系での運転とする計画も発表した。「やまびこ」と「つばさ」の一部列車では運転時刻を見直し、最大13分の所要時間短縮となる。 　特急列車では、「ときわ」を含めた常磐線のすべての定期特急列車が品川駅発着に。中央線の「あずさ」は東京駅始発の下り列車を増やす一方、南小谷駅発着で運行していた1往復を白馬駅発着に変更する。「成田エクスプレス」では、夕方から夜間にかけて千葉駅に停車する列車を増やす。このほか「はちおうじ」と「おうめ」を廃止し、高崎線の「あかぎ」は平日のみの運転となる。 　首都圏では以前に発表したとおり、中央線快速と青梅線でグリーン車のサービスを開始。特別快速「ホリデー快速おくたま」は下り列車についても東京駅始発とする。南武線と常磐線各駅停車ではワンマン運転を開始する。 　新潟エリアの羽越本線（新津駅～新発田駅間）・白新線（新潟駅～新発田駅間）・越後線（吉田駅～新潟駅間）および長野エリアの篠ノ井線（松本駅～篠ノ井駅間）ではワンマン列車の利用方法を変更し、無人駅も含めてすべてのドアから乗降可能とする。また越後線の白山駅～新潟駅間には、新駅の上所駅を開業する。