知識の習得が早まる「THIEVES」読書法【今日のワークハック】
新しい情報を覚えて使うのに役立つ、THIEVESと呼ばれる読書法があります。 仕事で新しい情報をたくさん記憶する必要があるときに使ってみましょう。ポイントは大曲を見ることです。 【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】 新しいことを学ぶ必要のある人 学びを意識的に行なっている人
今日のワークハック:THIEVESメソッドで学びの速度を上げる
ケント州立大学などで推奨されているTHIEVES読書法は、読みながら批判的に考えることを目的としています。THIEVESとは、コンテンツの以下の要素の頭文字をとったものです。 タイトル:Title 見出し:Headings はじめに:Introduction 段落の最初の一文:Every first sentence in a paragraph ビジュアルと語彙:Visuals and vocabulary 章末問題:End-of-chapter questions まとめ:Summary この方法を使う目的は、その章から何を学びたいのか、そしてその章に含まれる情報がどのようにつながっているのかを把握するため。 はじめる前に7つの項目を書き出すことで、SQ3RやKWLメソッドと同じように、内容を掘り下げる前に大局的な見方ができるようになります。
THIEVES読書法の使い方
7つのカテゴリーをすべて書き留めてください。できる限り、手書きにしましょう。 まずは、タイトルからまとめまでの7つの項目を書く。 タイトルの下には、その文章が何について書かれていると思うか、タイトルからその文章についてすでに知っていることは何かを書いてください。 次に、見出しを読んだ後に、各見出しで何を学べそうか自問をして、書き留めてください。 そこまで書いたら読みはじめましょう。各項目に合う文章が出てくるたびに、書き留めてください。 たとえば、「はじめに」を読んだあと、その章で気になったことを書き留めていきます。セクションの最初の一文が終わるたびに同じことをします。 グラフ、写真、表がある場合は、「ビジュアル」セクションに、それぞれのグラフが何を表しているのか、内容や全体像について何を学べるかを書きます。そして、何を学んだか、さらに今後学ぶ可能性のあることをメモします。 最後に、要約し、著者の考え、主要なテーマや概念についての全体的な理解を書き留めるのです。 これを読む前や読みながら行なうことで、将来復習するときに振り返るためのメモにもなります。 今日のワークハック記事をもっと読む 連載「今日のワークハック」では、仕事が速く効率的にこなせる!ツール・アプリ・OSのショートカットや使い方、アイデアをお届けします。
ライフハッカー・ジャパン編集部