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退治するなら秋が最適 ゴキブリが好む「家の中」の意外な場所は?

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日刊ゲンダイDIGITAL

 自宅にダンボール箱を放置している人は要注意。ゴキブリの巣窟になっているかもしれない。 「ダンボール箱に幼虫が潜んでいたり、卵が生みつけられていたりすることがあるのです」  そう話すのは、アース製薬研究開発本部生物研究課課長の有吉立さん。  有吉さんが所属する研究所では、商品開発や研究目的用に約100種類の害虫を飼育。ゴキブリは32種類飼育している。 「ゴキブリの害は、屋内外を行き来して食中毒菌を家の中に持ち込んだり、アレルギーの原因になることです。また、経済的被害もあります」(有吉さん=以下同)  実際にあったケースで、ゴキブリが電話機の中に多数住みつき、異常をきたしたことも……冷蔵庫、電子レンジ、テレビなど家電周辺は温かくてゴキブリが好む環境なのだ。 「ゴキブリは背面と腹面がつくところが好きで、家庭に多いクロゴキブリの成虫になると7ミリから1センチぐらいがちょうどいい隙間。そういう意味でも、家電や家具の間は好まれます」 ■ペットの水入れやエサ入れも大好き  家庭内でゴキブリが住みつきやすいのは、他にどういう場所か? 「温かくて、暗くて狭く、水、エサがたくさんあるところ。ひとかけらのお菓子がゴキブリにはご馳走になりますし、水一滴も、人間でいうビールジョッキ1杯分くらいの魅力があります」  一見きれいな台所も、シンクの水滴、空のビール缶や酒瓶、食べカスがついた布巾、結び目が緩いゴミ袋などが、ゴキブリを引きつける。水がたまった観葉植物の受け皿、ペットの水入れやエサ入れも、ゴキブリが好む。さらに、クロゴキブリは屋内外を行き来するため、風呂場の窓や換気扇、排水口などから進入し、住みつくこともある。  対策として、まず見つけたらゴキブリ駆除スプレー。ゴキブリはバックができないので、進行方向の少し先を狙うといい。次に「ブラックキャップ」などの毒餌剤を置く。屋外用もあるので、一戸建てではゴキブリが侵入してきそうな場所、例えば、風呂場の窓の近くなどに置くのもいい。  さらに卵を孵化させないためにくん煙剤・くん蒸剤を使用する。 「ゴキブリを1匹見つけたら100匹潜んでいる、とよく言われますが、クロゴキブリのメスは一生に平均24個の卵鞘(らんしょう)を20個程度、生みますので、あながち嘘ではありません。くん煙剤・くん蒸剤は、ポイントとして2回使用。1回では成虫は駆除できても、卵は生き残る。2~3週間後に再度使用すると、卵からかえった幼虫も駆除できます」  ゴキブリは夏に卵を生み、秋以降休眠する。卵を翌年に持ち越さないために、くん煙剤・くん蒸剤をやるなら、今だ!

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