毒に耐えながら“幻のフルーツ”を食べたら、口がとんでもないことに…… 衝撃の結果に「心身の強さに感心」「食レポうますぎるよ」
熟れてないところを食べてみた
熟していない方に向かって食べ進めてみると、「あっ毒を感じますね」「徐々に喉や舌の付け根がチクチク、ジンジンするような……」「痛みまではいかないんですけど、ちょっとしびれるような刺激を感じます」と平坂さん。これはモンステラの持つ毒「シュウ酸カルシウム」によるものだそうです。熟れている部分は甘さを感じるものの、先端の熟れてない方にいくほど酸味が強くなるといい、平坂さん的には酸っぱいところの方が好みの味だそうです。さらに平坂さんは、熟れていないところを無理やりえぐって食べてみます。 食べてから少したつと、時間差で口の中に痛みが到来。舌と喉が灼けるように痛くなり、平坂さんは「いってぇ!」と声をあげました……! このとき扁桃腺が腫れていたため余計に痛かったようで、「小さい針にさされているような感覚」に。ちなみにこれは比喩ではなく事実だそうで、シュウ酸カルシウムの結晶ガラスでできたミクロ針のような形状が、無数に口の中に刺さりまくっていることから起こる現象だといいます。 未熟な部位を食べると、このようにかなり口の中が痛いことになりますが……モンステラの実はよく熟れていれば毒の効果が薄れてきて食べることができます(食べる際は、必ず完熟させてから食べましょう)。平坂さんは、今回も体を張って正しい食べ方を教えてくれたのでした。
痛みに耐えながら行う食レポに反響
コメント欄には、「毒食べながら自ら冷静に分かりやすく実況説明する平坂さんの心身の強さに感心」「毒なんかへっちゃらだぜ、じゃなくてちゃんとツラさを伝えてくれるのが良い」といった称賛の声や、「『食べ方を誤ってみようと思います。』パワーワード過ぎるw」「真顔で『毒を感じますね』って言ってるのおもろすぎ」と、自ら痛い思いをしにいく平坂さんの姿に笑ってしまう人も。知識と経験が豊富な平坂さんだからこそできる検証でした。 平坂さんはこの他にも、同チャンネルとX(Twitter/@hirahiroro)にて、他ではなかなか見られない生物に関する情報を発信しています。 動画提供:YouTubeチャンネル「平坂寛」さん
ねとらぼ