ジェイアール東日本企画が「OOH UX向上事業」を開始 第一弾としてDOOHネットワーク商品の提供へ
ジェイアール東日本企画は、OOH(交通広告や屋外広告など)のよりわかりやすく、使いやすいメディアへの変貌を目指すOOH UX向上事業「Universal OOH」を開始する。
同事業では、OOH市場の活性化を目指し、ユーザビリティの向上、活用環境に合わせたメディアの開発、セールスなど取引プロセスのアップデート(デジタル化)および広告主や媒体社のニーズに適合したソリューションの開発などの課題に取り組んでいく。
第一弾商品として、OOHメディアの特徴である首都圏におけるダイナミックなメディアカバレッジを生かした商品を開発し、簡易に活用できるサービスに対応したステーションDOOHネットワーク商品をリリースする。首都圏の生活・通勤の動脈路線から203駅476面のデジタルサイネージをネットワーク化したDOOHセット商品となる。
OOHサービス・ソリューション面においては、OOHメディアのUX向上に向け、新サービスの開発・提供、データ整備やデジタルソリューションとの連携など市場ニーズに合わせた取り組みを強化する。テーマ毎に外部パートナーや専門家とも協力しながら実証実験や検証を進め、企業活動を支え、より効果的なマーケティング活動に役立てるサービス・ソリューションの開発に取り組む。
また、これまでOOHメディアの取り扱い実績が少ないデジタル広告専業会社などとの連携を強化。セールスパートナーとしてOOHメディアを販売してもらうことで新しい活用機会の創出を図るとともに、新たな課題を顕在化し、改善をすることで、多様なニーズに対応できる環境の構築を目指す。
MarkeZine編集部[著]