小池都知事が定例会見3月25日(本文1)感染リスクを避ける行動の継続を
飲みに行く人への呼び掛けを
TOKYO MX:MXテレビ、白井です。今日もよろしくお願いします。2点ございまして、まず今日がまん延防止解除後、初の金曜日となりまして、この金曜の夜ということで、これから飲みに行く人だったりが増えるかと思いますが、すいません、あらためて小池知事から呼び掛けをお願いしたいと思います。 あと2点目なんですけれども、これは直接、都政には関わりはないと思うんですが、豊島区の自民党の区議と区の幹部が政治資金パーティーに参加するように豊島区の職員に呼び掛けていたということで書類送検された事件があるんですけれども、もし小池知事が何かご所感があれば、それについても伺いたいです。 小池:あとのほうのご質問はどういう状況なのかよく伺っておりませんので、なかなかこれといったコメントございませんが、いろんな、公選法等や地方公務員法等々の関連だと推察をいたします。このあとの、どういう状況なのかは、それぞれ皆さんが報道されることだというふうに思います。 で、先ほどから申し上げていますように、今回のこのコロナのリバウンド警戒ということでお願いしているわけでありますけれども、まさに人が密になる場所などをお避けいただき、そして桜のシーズンでもございますので、そういった中で皆さん1人1人のお心を、どう意識を共有しながら進めていくか、コロナ対策を進めていくかっていうことを皆さんもいつもお考えいただき、また、お店のほうも、これまでも認証店はさまざまな対策を講じていただいているわけで、この認証店で、少人数で、そして短時間でということをご協力いただきたいというふうに思っております。せっかくのこれまでの皆さんの我慢が、お店のほうもそうでありますし、これが水泡に帰さないためにも、ぜひご協力を引き続きでお願い申し上げたいと思います。では次でよろしいですか。朝日新聞、小林さん、どうぞ。
重点措置、機能した対策と見えてきた課題は
朝日新聞:朝日新聞の小林と申します。重点措置が解除されたんですけれども、措置期間を振り返って、機能した対策、機能したといえる対策と逆に見えてきた課題を教えていただけないでしょうか。 小池:コロナについては新しい変異株への対策など研究、分析と、それから対策とがいつも同時並行に進めていくような状況であったかと思います。感染を防止するさまざまな基本的な対策と、そして私はいつも守りと攻めの中で、ワクチン、そして経口薬、それから点滴薬など、こういったものが、両方が必要であるということを申し上げてまいりました。ワクチンの接種については先ほど都内の全人口における接種率については、皆さんがそれぞれご検討、そして受けていただいて40%という数字に迫っております。これによって自ら、先ほど動画も見ていただきましたような、抗体をつくっていくということが1つのポイントになってくるかと思います。 あと新薬について、国産の経口薬についても今もご議論が続いているかと思いますけれども、ニューヨークなど、さっさと解除して、かつマスクだなんだも全部解除しちゃっていますけれども、そこのアメリカの方式は経口薬がいつでも手に入るというような状況もあるわけですね。ですから、いつでも、インフルエンザで言うところのタミフルとかリレンザというような、そういう環境が整うというのも必要なことでありますので、これは今、ing形かと思います。 ですから、こういったことがこれまでのいろんな知見もベースにしながら、知見というのは知ると見るのほうですけれども、これをベースにしながら、また新たな動きに対しての対応策ということも基本的には同じものになるかと思いますけれども、進めていくことがこれまでを振り返りながら進めていく方法ではないかと、このように考えております。 【書き起こし】小池都知事が定例会見3月25日 全文2に続く