小池都知事が定例会見3月25日(本文1)感染リスクを避ける行動の継続を
「東京水素ビジョン」を策定
それから、こちらもエネルギーに関係するんですけれど、次の今日のお伝えする内容であります。「東京水素ビジョン」、この策定についてのお知らせをさせていただきます。今、申し上げましたように、今もウクライナ危機、緊迫した情勢が日々続いております。それに加えて、先日の地震による電力需給の逼迫。エネルギーの安定供給っていうのは、いとも簡単に状況の変化で脅かされるということを、つい先日私たちは目の当たりにし、そして痛感したわけですね。 で、一方で、この脱炭素社会の実現ということを訴えてきているわけで、その脱炭素社会の実現と、もう1つ、エネルギー、安定供給、この両面から今後、このいっそう重要になってくるのが再生可能エネルギーと水素エネルギーの普及拡大にあります。大規模、長期間の貯蔵が可能な水素でありまして、季節や天候で発電量が変動する再生可能エネルギーの大量導入を支えることができるわけです。 また、さまざまな資源から製造が可能ということから、エネルギー調達先の多様化を図ることもできます。エネルギーのまさに安全保障にも寄与するという水素は重要な切り札の1つ、これからの切り札の1つになってくる。このたび、2050年の水素エネルギーが普及している東京の姿、それから2030年に向けた取り組みの方向性、これらを「東京水素ビジョン」の策定にまとめたところであります。 この「東京水素ビジョン」では、2050年の目指す姿といたしまして、運輸のほか、発電、産業など、さまざまな分野で技術開発が進んで、再エネ由来のグリーン水素が本格活用されて、エネルギー安定供給に貢献しているという、そのような社会を描いております。こうした未来を実現するためには、わが国の優れた水素技術を生かすことが重要です。
リカレント教育に関するポータルサイト
都といたしまして、この2030年、今、ご覧いただいて矢印が上を向いていますけれども、途中の2030年に向けてコストの低減、そしてサプライチェーンの構築など、グリーン水素利用の基盤づくりを進めてまいりますとともに、燃料電池トラックなど、さまざまな水素活用を促進して水素の需要の拡大、そして早期の社会実装化を推進をしてまいります。 このビジョンを通じまして都民の皆さま方には水素エネルギーが普及した未来をイメージしていただく。それから事業者の皆さま方には水素事業への参画を検討する。そのような契機としていただきたい。環境局が担当をいたしております。 それから5番目、今日の最後のテーマでありますけれど、リカレント教育に関する新たなポータルサイトを作りましたのでご紹介をいたします。人生100年時代とずっといわれているわけですけれども、幾つになっても豊かな人生を送る、その上でテクノロジーやDXの進展など、時代の変化に合わせまして新たな知識、またスキルを身に付けるリカレント教育が重要なんですね。 そこで都民のスキルアップに役立ちます、さまざまな講座の情報など、分かりやすくお伝えするポータルサイトをつくりました。東京リカレントナビと名付けまして、今日から開設になります。皆さんの学び直しをサポートいたします。サイトの紹介動画も作っておりますので、こちらのほうをご覧ください。 (00:18:13~00:18:39 VTR) 小池:ご覧いただいたこのサイトでは、興味を持って学ぶきっかけとしてもらうために、専門分野の知識や魅力を解説するミニッツ動画、短いものではありますけれども、著名人による学び直しの体験談などをまとめまして、30本の動画コンテンツを配信いたします。また、東京都や都立大学などが提供いたします400以上の講座を最先端技術や語学、カルチャーなどの分野別や学びの目的別など、ご希望に合わせましてさまざまに検索することができます。ぜひこのポータルサイトをご活用いただいて、自分自身の希望に沿った学びを見つけていただき、人生、そしてキャリアの新しい可能性につなげていただきたいと存じます。総務局が担当しております。 ということで今日は盛りだくさんで1、2、3、4、5。この間、国学院はどうなりました? あとで、じゃあ、はい。東京代表ですので応援しています。それではお戻しいたしましょう。