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「コロナ後」の生活変える?オンラインの可能性

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西日本新聞

 新型コロナウイルスの影響で外出自粛生活が続く中、オンラインによる活動の幅が広がっている。介護施設の面会や企業の採用面接など、感染を防止しつつ、人とのつながりを維持する取り組みだ。オンラインには移動時間や交通費の削減、場所の確保など手続きの効率化といったメリットも。培われたノウハウは「コロナ後」の生活様式を大きく変える可能性がある。 【動画】「涙が出た」コロナ終息願う動画、ネットで話題に

和らいだ表情

 「おばあちゃん元気?」。溝口嵩斗さん(24)、由莉さん(20)きょうだいの画面越しの呼び掛けに、松尾萩江さん(87)の頬が緩む。「暇で体操しよるよ。恋人はおるの?」。目尻を下げながら孫とのやりとりを20分ほど楽しんだ。  松尾さんら高齢者39人が暮らす福岡市早良区の住宅型有料老人ホーム「アルファリビング福岡原」。2月下旬から面会の自粛を求めているが、家族から健康状態を尋ねる電話が増加。入居者の9割は携帯電話を持っておらず「会いたい」と表情を曇らせる人も出てきたことから、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使ったオンライン面会を4月上旬に始めた。  これまでに7人が県内外の家族と「面会」。戎(えびす)隆志施設長(32)は「和らいだ表情を見ていると、心の健康の大切さを痛感する。終息後もインフルエンザの時期や遠くの家族との面会に活用したい」と話す。

子育ての節目

 小学校入学式が中止になった福岡県行橋市の竹原彩加さん(34)は、フェイスブック(FB)やブログで全国に呼び掛け、24日にオンライン入学式を開く。  同市の小中学校の入学式は5月に延期されたが、4月末に中止が決定。竹原さんは、長女(6)の入学式用の服を母親からプレゼントされていたが、延期になったため半袖を買い直し、結局は2着とも着せる機会を失った。  「おめでとうを伝える場も無くなり、ショックで…」。せめてオンライン入学式ができないかとFBに投稿したところ、愛知や大阪の女性などから協力の申し出が相次ぎ、実行委員会をつくり準備を進めてきた。  「子育ての節目として、親子で喜べる場にしたい」と竹原さん。式はZoomを使って行い、点呼、体験授業、記念写真撮影などのほか、保護者同士の交流会もある。全国どこからでも参加無料。申し込みは23日昼までにウェブページで=http://peraichi.com/landing_pages/view/nyuugakushiki

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