再び負傷のR・ジェームズは年内欠場か…今季はわずか4試合出場にとどまる
チェルシーに所属するイングランド代表DFリース・ジェームズが、年内は欠場を余儀なくされる見込みになっているようだ。28日、イギリス紙『テレグラフ』や同『ガーディアン』などが伝えている。 現在24歳のR・ジェームズはチェルシーの下部組織出身で昨シーズンからキャプテンを務めている。しかし、度重なるケガによって戦列離脱を繰り返しており、今シーズンもハムストリングの負傷で出遅れると、10月20日に行われたプレミアリーグ第8節のリヴァプール戦に初出場したものの、ここまで4試合の出場にとどまっている。 そんなR・ジェームズはトレーニング中に再びハムストリングに違和感を感じ、23日に行われたプレミアリーグ第12節のレスター戦を欠場。その後の様子について27日にエンツォ・マレスカ監督は同選手が検査を受けたことを認めた一方、「言えることは日に日によくなっているということだけだ。何日かかるかはわからない」と復帰時期についての明言は避けていた。 そのため、R・ジェームズの離脱期間について注目が集まっていたなか、今回の報道によると、検査の結果、新たにハムストリングを負傷したことが発覚したため、12月末までプレーできない見込みと診断されたことが伝えられている。 なお、データサイト『Whoscored.com』によると、負傷離脱を繰り返しているR・ジェームズは2021-22シーズンの開始時から公式戦78試合に出場している一方で、96試合の欠場を余儀なくされているという。 ハムストリングの問題が再発していたことから、昨年にはついに手術にも踏み切っていたR・ジェームズ。これによってキャリアの復活に期待がかかっていたものの、今季早くも2度目の離脱となってしまっている。 チェルシーとしてはR・ジェームズが精神的に落ち込んでしまっていることもあり、同選手に復帰を急がせるようにプレッシャーをかけるつもりはなく、サポートする姿勢を示しているようだが、果たして同選手は完全復活を果たすことができるのだろうか。
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