「無印良品 冬のマストバイ」この出来で6000円以下はすばらしい!“無印の真価を発揮した”インナーダウン/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』
帯電防止裏地で“冬のイヤな名物”を回避!
750フィルパワーというのもかなりのウリですが、今作は商品名にもある通り帯電防止裏地を使っているのも最大のポイントです。 裏地には導電糸を使っている為、静電気の滞留を防ぐことで、静電気が起きにくい仕様になっています。(公式WEBサイトより) とのこと。これって、実に大正解な機能なんですよね。なぜならインナーダウンを使うときって絶対にレイヤードスタイルになるわけですから、脱ぎ着のときに「バチッ!」と静電気が発生する機会が多くなってしまうためです。あのイヤな出来事を避けられるというのは、かなりありがたいと思います。 そのほか機能として感心したのは、側面の縫い目に合わせるようにしてサイドポケットを配置しているところ。ホックボタンがつき、荷物が転落してしまうのを防ぎます。 さらにポケッタブル仕様になっており、そのなかに本体を収納できてしまいます。スタッフサックに収納できる製品もありますが、「スタッフサックがどこかへいってしまった」なんてこともありますから、なくすことがないポケッタブルは便利なんすよね。ループも付いていますので、なにかに引っ掛けることも可能です。 首元はすっきりとしたノーカラー仕様。いろいろなアウターと組み合わせられます。 ホックボタンは平坦な形状で、見た目の邪魔をせず、かつ気合わせたときにゴロゴロとした不快感があまりありません。 色バリも豊富。今回取り上げた「スモーキーブルー」のほか、「ダークグレー」「黒」「ダークモカブラウン」が展開されています。どれもインナーとして最適なベーシックカラーでありながらセンスを感じさせる色合いで、そこにも無印良品らしさを感じます。
【総評】これで6000円以下はすばらしい!
シンプルでスタンダードだからこそ、ブランドの実力やセンスが宿るもの。無印良品の「軽量ダウンノーカラージャケット(帯電防止裏地)」を確かめてみて、改めてそうした事実を痛感しました。これだけのものを6000円以下で手に入れられるというのはかなりうれしいですね。
構成/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/小林知典
MonoMaxWeb編集部
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