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ステイホーム生活にこそ「電子書籍」と「紙の本」…「みんながシェアしたい1冊」は?

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TOKYO FM+

高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。毎週木曜日は、文筆家の古谷経衡さんとお届け。4月9日(木)の放送では「本」をテーマにお送りしました。 全国の書店員が一番売りたい本を投票で選ぶ「本屋大賞」が4月7日(火)に発表されたこともあり、この日は本を特集。2012年から20冊以上の本を出版してきた古谷さん(※自宅からリモートで放送に参加)に、内情を聞きました。 古谷さんの場合、出版社の編集者から依頼があり書籍を執筆するケースがほとんどだそう。そのなかで持論なども盛り込み、独自色を出していくと言います。 たかみなからの「通常の書籍と電子書籍、どちらが嬉しいですか?」との鋭い質問に、古谷さんは苦笑いしつつ「作家としては本で読んでもらうほうが100倍くらい嬉しい」と答えます。その理由は、販売後の流れにありました。 「電子書籍は『重版』にはならないんです。ですから5万部売れても数字にはつながりません。僕の(出した本)でも電子(書籍)で売れた本もありますが、『重版しました』と言えない事例はけっこうある」と古谷さん。 電子書籍で出す意味は「より幅広く作品を読んでもらうため」、書籍で出す意味は「実績につなげるため」など、それぞれの事情があると言います。 また「今の出版業界は映画化しないとダメ、みたいな感じもある」という話も。映画化により、消費者の興味を原作に向ける傾向があるそう。 番組ではリスナーから「誰かにシェアしたい1冊」についてメッセージを募集し、小説から漫画まで幅広い意見が届きました。 古谷さんがシェアしたい1冊として挙げたのは、村上龍さんのSF長編小説「五分後の世界」。一方、たかみなは尾田栄一郎さんの人気漫画「ONE PIECE」を選び、「困難に立ち向かう話を、読み返してみる時間にするのもいいのかな、と思いました」と理由を伝えました。 不要不急の外出をしない“Stay Home”で、自宅で過ごす時間が増える今……本棚を見返してみてはいかがでしょうか? (TOKYO FM「高橋みなみの『これから、何する?』」2020年4月9日(木)放送より)

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