クトゥルフ神話をベースにした一人称視点ホラーゲーム『THE SHORE』リリーストレイラー公開。3Dアーティストがひとりで開発する雰囲気抜群な作品
アレス・ドラゴニス氏は、自身が開発するクトゥルフ神話をベースにした一人称視点ホラーゲーム『THE SHORE』のオフィシャルリリーストレイラーを公開した。対応プラットフォームはPC(Steam)、英語のみ対応。ゲームは2月19日(金)にリリース予定だ。 Itch.ioにて体験版も配信中で、ゲーム序盤の謎解きを楽しめる。 【この記事に関連するほかの画像を見る】 『THE SHORE』の主人公は、亡くなった娘を取り戻す術を探すある父親だ。舞台となるのは難破しながらもたどり着いたとある島。プレイヤーは父親としてこの島で正気を保ったまま生き延び、さまざまな困難を乗り越えて娘を救わなければならない。 島の秘密に迫るごとに、プレイヤーは深淵へと近づいていく。特筆すべきは寒々とした島の雰囲気だ。島には誰かが残した手記が残されていたり、正体不明の機械が設置されている。使い方を学べば、さらに深い秘密へと足を踏み込めるようになる。 体験版のとあるパズルを解決すると、灯台に似た巨大な建造物が目覚めて動き出す。こちらのことなど気にすることなく悠然と歩いていくその姿は一見の価値があるだろう。 また、クトゥルフ神話をテーマにした一人称視点のホラーゲームとしては少し珍しく、プレイヤーは古代のアーティファクトを使って敵を撃退することができる。 体験版はさまざまな手記を読むことでパズルの解き方を学ぶこともあるので、それなりの英語力を求められる。 ゲームを開発するアレス・ドラゴニス氏はフリーランスの3Dアーティストだ。写真から3Dモデルを作るフォトグラメトリに頼らず、ゲームのモデルはすべて3DCGソフトウェアZbrushとフォトショップを利用して作ったのだという。 たったひとりで本作を開発しているが、ゲーム製作には家族の協力が必要不可欠だったと語っている。 たったひとりで開発が進められる『THE SHORE』は2月19日(金)にリリース予定だ。ゲームに興味がある方はSteamのウィッシュリストに登録して発売を待って欲しい。
電ファミニコゲーマー:古嶋誉幸
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