女が惚れるカッコよさ! 伝説的女優シャーロット・ランプリングがタイムレスな理由
2021年2月5日(金)に、75歳の誕生日を迎えるシャーロット・ランプリング。女優、歌手として1970年代に脚光を浴び、いまもなお活躍を続けている実力派女優。映画『愛の嵐』(1975)での、上半身トップレスにサスペンダー姿はあまりにも有名。そして巨匠写真家ヘルムート・ニュートンが撮影した芸術的ヌードなど、その美貌からさまざまな伝説を残すシャーロット・ランプリング。当時は『エル』の表紙も飾っていた彼女から、独特のオーラを放つファッションセンスを盗みたい。 【写真】時代は“インスタグランマ”! 人生のお手本にしたいシニアファッショニスタ20人
裸足にシースルードレスが、とことんクール!
パステルブルーにオレンジのフラワープリントのエアリーなドレスも「オジー クラーク」のもの。透け感や素足がまったくいやらしくならないのは、シャーロットのもつ気品のおかげ。ほんのりウェービーなヘアスタイルも合わせ、トータルでシック!
ツイードジャケットの着こなしが、まるで紳士
1976年、ツイードのジャンクラブチェックジャケットに中折れハットで、ハンサムガールを気取ったランプリング。まるでこれから狩猟に行くかのようなハンサムスタイルは、'70年代のジェンダーレス・スタイルそのもの。
シンプルなのに品がある、エフォートレス・シックの鑑
いますぐそのまま真似したい、チェックシャツ×ストレートジーンズのエフォートレススタイル。さり気ないけれど、シャツのサイズ感やデニムの丈、白のローファーの合わせが絶妙。1977年フランスにて。ランプリングはイギリス人だけどフランス語も堪能だった。
’70sボヘミアントレンドをけん引
1970年、「オジー クラーク」のプリント切り替えドレスでポーズをとるランプリング。’60年代後半から’70年代前半は、「オジー クラーク」や「BIBA」などのリッチなボヘミアン風ドレスが流行し、セレブリティがこぞってリゾートスタイルに取り入れた。ドレスのスリットやシアーな素材感を引き立てる、引き締まったボディラインがランプリングの真骨頂。
自身がもつ女らしさを、着こなしで操作する
メンズライクなウールコートにデニムを合わせたマニッシュなスタイルも、どこかセクシー。端正な美貌とにじみ出るエレガンスを意識してか、女らしい服装よりもノージェンダーなマニッシュスタイルを好んだランプリング。フェアアイル柄のカーディガンをちらっとのぞかせたり、ホワイトソックス×スニーカーのギーク感も、彼女のセンスが光るテクニック。