板垣瑞生、事務所退所の経緯を説明 「どうしてそのような思考に至ったのか」精神的に不安定だった時期明かす
今年4月18日に所属していたスターダストプロモーションの退所を報告した俳優の板垣瑞生(24)が29日、自身のインスタグラムを更新。退所したことについてさまざまな憶測が飛び交っているとし、改めて経緯を説明した。 【写真あり】「俳優をやめて…」詳細を説明する板垣瑞生コメント 板垣は「ここ数日、ニュースで私の名前を見たという連絡を数多く頂いており、確認したところ私の退所時のことが再び記事になっているようでした」とし、「以前にも一度簡単ではありますが、こちらのインスタグラムで入院をしていたことや、退院後に前事務所に挨拶に行かせて頂いたということを書かせて頂きましたが、様々な憶測を呼んでしまう詳細に欠けたご報告になってしまっていたと考え、改めて以下に退所の経緯と現在についてご報告させて頂きます」とつづった。 退所の経緯については「今年の1月頃から様々なストレスやプレッシャーから精神的に非常に不安定な状態になり、不眠や拒食等の症状が出始めました。自分自身そのような状態になることが生まれて初めてだったこともあり、そのことを前事務所含め誰にも言えないままただ一人で耐えることしかできない時間が続きました」と振り返った。 「しかし1-2ヶ月経っても症状は改善せず、むしろ悪化していきました」とし、「3月頃には周囲の人間が見ても明らかに普通ではない行動をとるようになってしまい、自分自身も当時の記憶が細部にいたるところが曖昧になっているため詳細は記載することが難しいのですが、明らかに俳優として人前に出ることが難しいほどに心身共に弱っていたと記憶しています」と明かした。 続けて「またどうしてそのような思考に至ったのか、今では本当にわからないのですが、この頃突発的に『俳優を辞めてアーティストになろう』と考えてしまい、前事務所に対して事務所の退所と俳優を辞めることを申し入れ、更に俳優を辞める覚悟を見せようと勝手に考え、前事務所になんの相談もなく髪の毛を坊主にしてしまうなどの行動をとってしまったと記憶しています」と告白。「元々退所の意思は伝えており、日程も前事務所と協議していたのですが、突然坊主にしてしまったことやその時の私自身の状況も鑑みて、残っている様々なイベント等の仕事を実行できる状態にないとご判断頂き、そのまま事務所を退所する運びになりました」と説明した。 しかし退所後、「それまで以上に精神不安な状態に陥り、日常生活もままならないほどに取り乱してしまった結果、病院に入院し、心身の回復のための長期療養をとることになりました」とし、「病院で治療を受ける中で徐々に自分自身の精神状態がおかしくなっていたことに気づくことができました」と当時を振り返った。 約1ヶ月の入院生活を経て「精神的にも安定を取り戻し始めたため4月には無事退院をすることができました」とし、「退院後は前にこちらに書かせて頂いた通り、前事務所にもご挨拶に伺わせて頂き、事の経緯や自分自身が精神的に不安定だった当時のことを謝罪させて頂きました」と説明。「それに対して前事務所の皆様からは前にも書かせて頂いた通り『応援してるよ』というお言葉を頂きました。これが私の退所に至る原因と経緯でございます」と当時の状況をつづった。 また退所の発表について「精神的な病で不安定な状態に陥ってしまい、挙句入院してしまっていた私の当時の状況も考慮して頂いた上での発表方法だったのではないかと私自身は考えており、その点におきましても前事務所の皆様のお心遣いに非常に感謝致しております」とし、「退院後はゆっくり休養をさせて頂いておりましたが、6月頃にはもうすっかり病気になる以前の状態に戻りましたので、知人に協力を頂きながらライブ配信やイベントなど少しずつ人前に出る仕事にも復帰をさせて頂いておりました」と経緯を説明した。 現在は「もう一度俳優として皆様に私の演技を見て頂くために、所属させて頂ける事務所を探しながら先述したライブ配信やその他企業様から頂いた仕事などを積極的にやらさせて頂いております」という。 今後の活動については「今回私が経験したことと同じような境遇になっている人たちのために私にできることや、自分自身の経験を通して皆様のお役に立てることを模索し、ボランティアなど様々な形で実行していければとも考えております」と説明。最後に「今後とも俳優板垣瑞生を応援頂けますと幸いでございます」と呼び掛けた。