カラスにやられて大怪我を負った子猫…3カ月後の姿に「立派になって!」「成長がすごすぎ」とSNS感動
これはグッとくる……! 大怪我を負っていた子猫の成長記録が話題です。 【画像】カラスにやられて大怪我を負った子猫…3カ月後の姿を見る!
12月1日、「さとう@猫ぼっこ」さん(@necobokko)が、X(旧Twitter)に猫のさんくんのビフォーアフター写真を投稿。3カ月の成長を収めた記録に、1万件を超える「いいね」が寄せられました。 公開された2枚の写真には、どちらも同じ箱にちょこんと座るさんくんの姿が。 小さな頃のさんくんは、カラスにやられた鼻や耳の傷が痛々しく全体的にほっそりとしています。ところが3カ月後にはシュッとした顔つきが凛々しい、立派な姿に……!傷はすっかり癒え、きれいな毛並みやキリリとした眼差しが、大人びた印象です。
この投稿にさとう@猫ぼっこさんは 「カラスにやられて大怪我を負ったさん君 3ヶ月のビフォーアフター」 「1枚目:9/1 2枚目:12/1」 とコメントを添え、写真について説明しています。 さとう@猫ぼっこさんの運営する猫カフェで保護され、現在は一緒に暮らしているというさんくん。 この投稿には 「成長がすごすぎます。そしてイケメンさんになりましたね」 「しっかりと大きくなって良かったです」 「すごいです!愛情たっぷり」 「たった3カ月で立派にご成長♡」 「いい顔になってる」 「立派になって!!」 などのコメントが寄せられています。
BuzzFeedは、成長を見守ってきたさとう@猫ぼっこさんに詳しいお話を伺いました
ーーそれぞれのお写真を撮影した場所を教えてください。 「撮影場所は自宅に設けている保護猫部屋です」 ーー「カラスにやられて大怪我を負った」とのことですが、保護した際のエピソードをお聞かせいただけますか? 「私は香川県にて保護猫カフェ『necobokko CAFE』を運営しているのですが、カフェスタッフの家族から『怪我をした子猫がいる。どうしたら良いものか』と相談がありました」 「子猫の写真を送ってもらったところ、怪我の状態が悪く、すぐに病院に行く必要がある状態と判断し、緊急保護に向かいました」 「発見者が保護した際には抵抗する元気がまだあったようですが、スタッフが引き継いで病院に向かう車内で次第に衰弱し、ぐったりとしていました」 「推定1ヶ月半の月齢でしたが、体重は260gと低体重でした。カラスにやられたと思われる顔の左側は耳から顎下にかけて大きな傷があり、皮膚が剥がれて浮いている状態でした」 「それに加えて、低体温、低血糖、脱水等もあり、状態が悪く即入院との判断でした」 「獣医師からは『最善は尽くしますが状態が悪くどうなるかはわからない。この子の生命力を信じるしかない』と告げられ、何かあれば連絡を下さるということで、信じて待つのみでした」 「翌日面会に行くと、しっかりとご飯を食べ、危機を乗り越えた子猫の姿がありました」 「傷は痛々しく、ガリガリに痩せ細った身体でもゴロゴロスリスリと甘えてくる姿を見て『大丈夫!生きようとする力を感じる!とても強い子だ』と感動しました」 ーーさんくんのどのようなところに成長を感じますか? 「退院後は低体温に注意を払いながら、4時間毎に6gの食事から始め、少しずつ量と時間を調整していきました。しっかりと食欲はあり、毎回完食してくれるさん君は、260gしかなかった体重は日々増加し、大きな傷も化膿することなく回復していきました」 「今では傷跡がほとんどわからないくらい綺麗になり、人のことも猫のことも大好きな懐っこい子に成長しました」 ーー最後に、さんくんのプロフィールを簡単に教えていただけますか? 「現在約5カ月、男の子、お膝の上が大好きな甘えん坊、同居する他の子猫とのプロレスが大好き」 ・・・・・ 懸命に小さな命を助けようとする人々の手を借りながら、立派に成長したさんくん。本当に良かったですね……!
BuzzFeed Japan