【移動知事室】知事執務を出先に置き住民と直接対話する取り組み…賀茂地区で伊豆の課題を意見交換(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
鈴木知事が、自ら静岡県内各地域に出向いて、重点的な取り組みを視察したり政策課題などについて意見交換したりする移動知事室を賀茂地区で行いました。 この取り組みは「オールしずおか移動知事室」と銘打ち、知事の執務を一定期間 出先機関に置き、県内各地の政策課題などを確認する取り組みで、今回は賀茂地域で行われました。 18日は、東伊豆町で進められている「白田片瀬コンパクトシティ構想」について東伊豆町と意見交換会を行いました。また、地元で活動をしている人たちを招いて、意見交換しました。下田市で観光業を営む男性は、温暖化による水産資源の減少で仕入れ原価が上がっていることなどを訴えました (観光業の男性) 「海洋環境の調査や保全策に関して」「地域の声をどのように反映して、ともに行動していただけるか」 (鈴木知事) 「まずは原因究明や技術的にどういうことができるのか」「専門家も含めて研究していきたいし、国とも連携していきたい」 また、人口減少が深刻な課題と訴える参加者も…。 (NPOを主宰する男性) 「人口減少が激しいことを非常に感じる」「一つの地域だけでなく、いろいろな地域の仲間がつながることが大事だと実感している」 このほかにも、東伊豆町で進めている小中高を統合する問題など、生活に密接するテーマが議論されていました。 (鈴木知事) 「人口減少に伴うコミュニティー維持や、地域の活性化策など様々な課題があることを、改めて認識させていただいた」 移動知事室は、11月には中部と西部で行われる予定です。