Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

小芝風花、コメディエンヌの道で開花 若くして演技のふり幅広げる女優たち

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
オリコン

■イメージ定着を恐れず、果敢に挑む女優道

 数多くの作品で積み重ねてきた実績に裏打ちされた演技力と、元来のコメディエンヌとしての気質がある小芝。2015年のORICON NEWSインタビューでは、「負けず嫌いです。例えるなら“内心メラメラ”タイプ(笑)。なので、観ている人に“この子、いつか何かをしでかすんじゃないか”と思わせるような演技をしたい。私はおばあちゃんになるまで女優でいたいと思っているので、まわりに流されることなく、与えられた役を一生懸命演じていきたいです」と女優業への熱い意欲を語っているが、そんなところもスターとなるべく資質のひとつなのだろう。 清楚で女子力が高く、優等生タイプがハマるイメージを持っているにも関わらず、コミカルな要素が加わった当たり役を自ら引き寄せ、そこからのギャップも魅力とし、より輝く存在となっている。作品に恵まれぬ不遇の時代を経て、自分なりのポジションを見つけたいま、その役に取り組む真摯な姿勢がようやく実を結びつつある。  若くしてコメディエンヌという道を歩みはじめ、女優としてのイメージ定着を恐れず、ドラマシーンでそのポジションを確立しようと邁進する姿からは、溢れ出るような力強いエネルギーを感じる。 ■うまくいけば親近感につながる“コメディエンヌ”というポジション  じつはここ数年、若手女優の演技の幅が広がりを見せている。清純派イメージにこだわらず、悪役やクセのある役も恐れない。20代前半にして、インパクトの強い個性的な役柄に積極的に挑む傾向があるようだ。  ここ最近は、映画『今日から俺は!!劇場版』の大ヒットをけん引する橋本環奈を筆頭に、『美食探偵 明智五郎』や『おしゃ家ソムリエおしゃ子!』(テレビ東京系)などでブレイク中の富田望生ら、若年層のコメディエンヌの活躍が目立つ。高嶺の花的な敷居の高い印象を抱かせる美少女女優にとっても、コメディの役どころはうまく演じれば親近感を抱かせることができる有力なアプローチ手段となるのだろう。 コロナ禍を経て、ドラマシーンにも笑いや和やかな温かみのある物語が今後より求められていく。そんななかでコメディエンヌは不可欠な存在であり、これからますます需要が高まっていくことは間違いない。その若手女優の第一人者として名乗りを上げた小芝風花。その活躍の場はこれからさらに広がっていくことだろう。 (文/武井保之)

【関連記事】