〈川内駅貨物車脱線〉JR九州・古宮社長12日現場を視察 「機関車は非常に重く手間がかかる印象だが、早期復旧目指す」と陳謝
鹿児島県薩摩川内市のJR川内駅構内で12日未明に発生したJR貨物の列車脱線事故を受け、JR九州の古宮洋二社長は13日午前、南日本新聞の取材に対し、自身が12日に現地入りしていたことを明かした上で、「機関車は非常に重く、クレーン車の据え付けなど(復旧には)手間がかかる印象だ」との見通しを述べた。 事故があった12日から同社は鹿児島線川内-隈之城間の運転を見合わせ、鹿児島中央-川内間は九州新幹線による振り替え輸送を続けている。古宮社長は「利用者には迷惑をかけている。国の運輸安全委員会とともに原因を究明し、可能な限りの早期復旧を目指したい」と話した。
南日本新聞 | 鹿児島