宇賀隆貴と阿部花梨がオープンレースを制す!|宇都宮ジャパンカップ
宇賀隆貴と阿部花梨がオープンレースを制す!|宇都宮ジャパンカップ
10月18日(金)から20日(日)にかけて栃木県宇都宮市を舞台に開催されている「2024 宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース」。大会2日目の19日(土)の午前中には宇都宮市森林公園を舞台にオープンレースが行われ、男子は宇賀隆貴(さいたま佐渡サンブレイブ)、女子は阿部花梨(イナーメ信濃山形)がそれぞれ優勝を飾った。 会場の森林公園は前日から降ったりやんだりだった雨も早朝には上がり、10月下旬とは思えない陽気となったものの、日陰は濡れておりスリッピーで難しいコンディションでのレースとなった。コースは日曜日に行われるUCIレースと同じ1周10。3kmのコースを使用し、男子は7周の72。1km、女子は3周の30。9kmで争われた。
オープンレース、熱戦の火蓋を切る!
選手とファンが走るフリーランと、チャレンジレースが終わった後、11時に男子のレースがスタート。2分差で女子のレースがスタートした。 オープン男子は集団は1つにまとまり2周目に入っていく。動きがあったのは2周目。宇賀隆貴(さいたま佐渡サンブレイブ)と2018年の同レース覇者である米谷隆志(ベルマーレレーシングチーム)という強力な2名が抜け出す。 集団からは追走するべく抜け出す選手もいたものの、宇賀と米谷は後ろとのタイム差を30~40秒ほどでキープしながら逃げ続けた。そして5周目に集団から追走した佐藤光(チームサイクラーズ・スネル)と島野翔汰(恒志堂)が2人に合流。この4人が先頭のままレースは最終周回に入っていった。 そして最終周回には宇賀が他の3人を振り切り独走でゴールし優勝。2位以下は集団スプリントとなり、大前翔(Roppongi Express)が2位、3位には高梨万里王(レバンテフジ静岡)が入った。3連覇がかかっていた内田宇海(弱虫ペダルサイクリングチーム)はメイン集団内9位でゴールしている。 オープン女子は1周目に4名へと絞り込まれ、2周目には阿部花梨(イナーメ信濃山形)が単独で抜け出し、林優希(なるしまフレンドレーシングチーム)と御処野好美が追走するという展開になった。そして阿部は他を圧倒し独走でゴールし優勝。2位には御処野、3位には林が入った。