【九州場所】若隆景 3場所連続の10勝到達 来場所は三役復帰も「明日も集中して頑張ります」
三役復帰が見えてきた。大相撲九州場所14日目(23日、福岡国際センター)、優勝経験者で元関脇の幕内若隆景(29=荒汐)が幕内宇良(32=木瀬)を押し出して10勝目(4敗)を挙げた。 過去7戦全勝(不戦勝を含む)と、合口のいい宇良を下した取組後は「落ち着いて前に攻められたと思う。合口の良さ? 特にそういうのは考えてない。また明日があるので、自分の相撲に集中して取っていきたい」と表情を引き締めた。 昨年春場所で右ヒザ前十字靱帯断裂の大ケガを負い、幕下まで番付を落とした。そこから再起して今年の名古屋場所で幕内復帰を果たし、3場所連続で2ケタ勝利を決めた。 来場所の三役復帰も視野に入る中で、千秋楽は幕内隆の勝(30=常盤山)と対戦する。若隆景は「毎日一生懸命相撲を取っている姿を(ファンに)見せられるように、明日も集中して頑張ります」と力を込めた。
東スポWEB