アルゼンチン代表MFカルボーニがマルセイユに買取OP付レンタル移籍へ…逸材の成長見守るインテルは買戻条項保持で復帰念頭に
インテルに所属するアルゼンチン代表MFバレンティン・カルボーニ(19)のマルセイユ移籍が決定したようだ。 カルボーニは15歳でインテル入りした185㎝の攻撃的MF。2023-24シーズンはファーストチーム昇格と共にモンツァへレンタル移籍し、キャリアで初めてセリエAをフルシーズン戦った。 途中出場が多かったものの、多才なアタッカーとしてコンスタントに試合に絡み続け、32試合2ゴール4アシストを記録。今年3月にアルゼンチン代表デビューを飾り、コパ・アメリカ2024ではグループステージ1試合に出場して優勝を経験した。 そのポテンシャルを鑑みれば、中盤や前線のバックアッパーとしてネッラズーリでも十分にやっていけそうだが、モンツァよりも大きなクラブで出場機会を得ることを念頭に置き、マルセイユ移籍を決断した。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、カルボーニは100万ユーロ(約1億5000万円)の1年間の有償レンタルでリーグ・アンのクラブに加入し、同クラブが買い取る場合には3500万ユーロ(約54億6000万円)+アドオンを支払うことになるという。 対して将来的な復帰を念頭に置くインテルは、カルボーニに2029年までの新契約にサインさせた上で、4000万ユーロ(約62億4000万円)の買い戻し条項を契約に盛り込んでいるようだ。
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