【バレーボール】石川祐希は途中出場で12得点 開幕11連勝に「引き続き継続できるよう」
バレーボール男子でパリ五輪日本代表の主将を務めた石川祐希(28=ペルージャ)は、限られたチャンスをモノにしている。 9日(日本時間10日)に行われたイタリア1部リーグ第11節・ピアチェンツァ戦は先発から外れるも、第3セットの途中から出場。チームは2セットを先取するも、第3、4セットを奪われる嫌な展開となった。それでも、最終第5セットを15―9で逃げ切って3―2で勝利。開幕からの連勝を11に伸ばし、単独首位で前半を折り返した。 この日のアタック決定率は56%で12得点をマーク。「僕は3セット目の途中から最後まで出場しましたが、スパイクでのミスが少し多いと感じています。サーブではしっかりと相手を崩せていたと思います」と一定の評価を下した上で「レセプションではもう少し正確に返せる球もあり、改善点はまだまだたくさんあるものの、しっかりと苦しい状況からでも勝ち切れたことは良かったです」と振り返った。 最高の形で前半戦を終えたが、まだまだ戦いは続く。さらなるアピールへ「現在負けなしですが、引き続き継続できるよう、常に一戦一戦、目の前の試合のことだけを考えて戦っていきたいと思います」と闘志を燃やした。
東スポWEB