花海街道が関東優秀活動賞 2年連続3回目
多様な取り組み評価され
「日本風景街道」に登録される「南房総・花海街道」が、平成31年度の日本風景街道関東優秀活動賞(特別賞)を受けた。ルート沿線での多様な活動をしていることが評価された。2年連続3回目の受賞。
日本風景街道は、道を舞台に景観、自然、歴史など地域資源を生かし、官民一体となって美しい国土形成を図り、地域活性化、観光振興につなげる取り組み。全国で144ルートが登録されている。
関東エリアには21ルートがあり、風景街道関東地方協議会では各ルートで行われた活動の中で、優れた取り組みを表彰している。平成31年度は6ルートが表彰された。
南房総・花海街道は、安房地域をぐるりと巡る国道、県道のルートで、4市町、各観光関連団体、ボランティア団体などで組織する「南房総・花海街道パートナーシップ」(代表者・金丸謙一館山市長)が代表団体。
今回はパートナーシップ構成団体の▽南房総観光連盟▽フラワーロード推進協議会▽鋸南町花のボランティア会▽千倉町美しいふるさとづくり運動推進協議会――でのサイクリスト向けのガイドブック作成・WEB公開、地道な花の植栽など多彩な活動が評価された。
館山市役所で20日に伝達式があり、千葉国道事務所の坂井康一所長から金丸市長に表彰状が手渡された。金丸市長は「名誉ある賞をいただき光栄。花海街道をみんなでつくっていこうと、各市町のボランティアが頑張っていることが評価されてうれしい」と喜んだ。
房日新聞