ポルシェ タイカン/タイカン クロスツーリスモ【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
ポルシェ初の量産BEVのスポーツカー、2024年2月にビッグマイナーチェンジ
ポルシェ タイカン/タイカン クロスツーリスモ(Porsche Taycan/Taycan Cross Turismo) 現行モデル発表日:2020年6月5日 車両価格:1370万円~3132万円 【写真はこちら】「タイカンGTS」はタイカン4Sとタイカンターボの間に位置するスポーツモデル。(全6枚)
2019年のフランクフルトモーターショーでワールドプレミアされたポルシェ初の量産BEVのスポーツカー。日本では2020年に発売、2021年には後輪駆動のベーシックモデル「タイカン」や5ドアクロスオーバーSUVの「クロスツーリスモ」を追加設定するなど、矢継ぎ早にラインナップの強化が図られてきた。 その後、2021年11月にポルシェ伝統のスポーツモデル「GTS」がワールドプレミア。「GTS」はローンチコントロールを使用することで、モーターの最高出力は440kW(598ps)ものオーバーブーストパワーを発生し、0→100km/h加速は3.7秒以内、最高速は250km/hに達する。 2024年2月にはビッグマイナーチェンジされて、従来モデルよりも加速が格段に向上。パワートレーンがより効率化され、長距離走行時の充電回数が少なくなっただけでなく、充電速度も向上している。また、セダンボディのタイカンに、ターボGTとタイカンターボGTヴァイザッハパッケージが追加されている。 さらに2024年11月には「GTS」の改良モデルを導入するとともに、新たに「タイカン4」を加えた。これで「タイカン」シリーズは全8モデル、「タイカン クロスツーリスモ」は全3モデル、あわせて11モデルの充実したラインナップとなった。
ポルシェ タイカン/タイカン クロスツーリスモ 主要諸元
全長:4962~4974mm 全幅:1966~1998mm 全高:1379~1412mm ホイールベース:2900~2904mm 電動機:1モーター(リア)/2モーター(フロント+リア) 駆動方式:RWD/4WD トランスミッション:2速AT 乗車定員:4/5名
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