1才の赤ちゃんの好奇心に「ダメ」を連発はNG! 力を伸ばすおもちゃの選び方3選【専門家】
1才のお誕生日が近づくころになると、赤ちゃんははいはい、伝い歩きなどをするようになり、行動範囲が広がります。好奇心も旺盛になり、遊び方も今までとは変わります。そんな時期におすすめのおもちゃを、玉川大学教育学部非常勤講師で、長年、子育て相談などにも携わっている大豆生田千夏先生に聞きました。 【画像】最新の脳科学でわかった、0カ月から10歳の子どもの脳の領域【専門家】
赤ちゃんの能力をぐんぐん伸ばすために大切なこと
1才が近くなると、はいはいや伝い歩きができるようになり、自分から動いて、興味があるものを手に入れられるようになります。視野も広がり、好奇心も旺盛に。この時期に好奇心を持って遊ぶことで、将来、主体的に行動する力が育ちます。 また、体や手指、言葉、コミュニケーションする力などがぐんぐん発達する時期。手指を使ったり、体をめいっぱい動かしたり…、発達に合ったおもちゃで遊ぶことで、赤ちゃんは自らこれらの力を発達させていきます。 注意したいのは、好奇心いっぱいでなんでもトライしたがる赤ちゃんに、「ダメ」を連発してしまうこと。「ダメ」と言わなくて済むように、安全に遊べる環境を整えておきましょう。また、午前中からご機嫌に遊べるように生活リズムを整えることも大切です。
1才ごろの赤ちゃんの力が伸びるおもちゃはコレ!
1才ごろの赤ちゃんの発達に合った、おすすめのおもちゃを紹介します。
1.探索心を刺激するおもちゃ
この時期の赤ちゃんは、「これ、なんだろう?」と触ったり、物を出し入れしたりするのが大好き。このような赤ちゃんの探索心を刺激するおもちゃで遊ぶことで、“自分が働きかければ何かを生み出せる”ということを知り、それが創造する力につながっていきます。
【おすすめおもちゃ】
・出し入れできるおもちゃ ・くっつけるおもちゃ ・積み木 ・ブロック ・お絵描き ・いろいろな大きさのカップのセット ・音の出るおもちゃ など
2.体を動かせるおもちゃ
アクティブに動くようになる1才前後からは、体を動かす遊びがますます大切に。楽しく体を使えば自然と多くの動きが経験でき、意欲も育ちます。ただし、赤ちゃんの発達に合ったおもちゃを選び、遊ぶときは目を離さないように注意しましょう。