広島・ZARA(ザラ)跡にダイソー新業態の生活雑貨店、6月30日オープン 中四国初
100円ショップ「ダイソー」を展開する大創産業(広島県東広島市)は30日、中四国地方で初となる新業態の生活雑貨店を広島県広島市中区八丁堀に開業する。主に税抜き300円以上の商品を扱う。熊野筆など各地の特産品とのコラボ品も置く。同社は来年2月までの1年間に新業態店を含め、国内外で過去最多となる520店を出す。 30日に開くのはスタンダードプロダクツ(SP)広島八丁堀店で、1月に閉店したファッションブランド、ZARA(ザラ)広島店跡のビル1、2階に入る。売り場は延べ約620平方メートル。食器やインテリア雑貨など2千種類をそろえる。熊野筆製造の晃祐堂(広島県熊野町)と開発したメークブラシ(770~1100円)や、愛知県の瀬戸焼の皿(330円)などを並べる。 素材にペットボトルの再利用品や間伐材を使うなど環境に配慮した品ぞろえにも力を入れる。価格は110~1100円で、7割が330円。2階には300円ショップのスリーピーも入る。SPは昨年始めた新業態で、国内外に8店ある。
中国新聞社