ウィリアム王子、新型コロナウイルスのワクチン開発に成功した研究者を祝福
世界各国の大学や製薬会社が現在新型コロナウイルス感染症のワクチンの開発に取り組んでいる。すでにアメリカの製薬会社「モデルナ」と「ファイザー」が有効率90%以上のワクチンを開発したと発表している。これに続いてイギリスのオックスフォード大学が製薬会社「アストラゼネカ」とワクチンの共同開発に成功したことを明らかにした。オックスフォード大学のワクチンは有効率は70%だが「モデルナ」「ファイザー」のものに比べて安価で、量を調節することで2社に匹敵する有効率にすることも可能だという。また普通の冷蔵庫の温度で保管ができるため、世界各地に運輸しやすいと見られている。
ウィリアム王子は研究に携わったオックスフォード大学の教授たちとZoomで対面、「成功を心から祝福する」とお祝いの言葉を贈った。「みなさんの成功を本当に嬉しく思う。6月にみなさんの顔を見たとき、ワクチン開発にどれほどの時間と努力が必要なのか、みなさんが感じているプレッシャーの大きさがわかった。だから今回の成功に私もワクワクしている。本当に素晴らしい」とねぎらった。王子は6月にオックスフォード・ワクチングループの研究所を訪問し開発に取り組む様子を見学。ワクチンの被験者たちとも話をしている。
依然として猛威を振るう新型コロナウイルス感染症。オックスフォード大学や製薬会社各社のワクチンが世界を救うのか、世界中の注目が集まっている。