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ラジカセでTVの音声を録音した『クリィミーマミ』 忘れられない3つの名曲

配信

マグミクス

印象に残るオープニングとエンディング

『クリィミーマミ』について書くとなると、決して外せないのがマミの声優を務めた太田貴子さんが歌う、オープニングの「デリケートに好きして」、エンディング「パジャマのままで」「LOVEさりげなく」の3つの名曲です。 「デリケートに好きして」は太田貴子さんのデビュー曲でもあり、その後、多くのアーティストにカバーされた名曲です。太田さんは1994年に一時引退しますが、1998年に復帰し、しばしばライブやTV番組で「デリケートに好きして」を披露してくれています。 「パジャマのままで」は大人になって改めて聞き直してみると、大人の世界と少女の世界を行き交いながら暮らしている少女の、切ない気持ちが込められていることに気づきました。「モーニングコーヒー飲みたい」という歌詞は、子供にはちょっと難しかったようで、筆者も意味が分かるまでには数年を要しました。  そして後期エンディングの「LOVEさりげなく」は、ゆるやかなポップ調の前2曲からがらりとイメージが変化した、子供の世界から一気に大人の世界へとジャンプアップしたような雰囲気を持つロック調の曲です。この曲にはロックユニット「B'z」を結成する前の松本孝弘氏がスタジオミュージシャンとして参加しており、見事なギターソロを披露しています。昔のアニメには思わぬところに若い頃の大物ミュージシャンが参加していることも多く、それを探すのもけっこう面白いものです。  既に本放送から35年以上が経過した『クリィミーマミ』ですが、近年になってさまざまな動きがみられます。2019年からコミックゼノンでマミのライバル、綾瀬めぐみの視点で描かれる『魔法の天使 クリィミーマミ 不機嫌なお姫様』が連載され、既に30話が公開されています。また、2020年5月には公式YouTubeチャンネルも開設され、3DCGで作られた動画が公開されています。動画の声はもちろん太田貴子さんが担当しており、健在ぶりをみせてくれています。『クリィミーマミ』をこの歳になってまた新たなコンテンツとして楽しめることを、ただ感謝するばかりです。

早川清一朗

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