世界記録579ヤードを樹立した瞬間 ドラコン王者が放つ渾身のドライバーショット!
3度のドラコン王者に輝いているカイル・バークシャー(米国)が自身のインスタグラムを更新。2023年10月にドライバーの飛距離579ヤードの世界記録を樹立した時の貴重な動画を公開した。 全身を使った渾身の一打 真似は…危険かも【カイル・バークシャーのInstagramより】 バークシャーは、世界記録を樹立した日のことを、「気温は10度台前半、しかも強い雨が迫ってきていて、記録を出すためには時間との戦いでもあったんだ。雨が降り出すまでの20~30分の間で調子を整えなくてはならなかったしね」と振り返る。 この飛距離を計測するために用意されたホールでは、最低でも505ヤードのキャリーが必要だった。しかも落下地点の幅は20ヤードほどしかなかったため、「とにかく完璧なショットを打つ必要があったね」と難しさを強調。そんな中で放った一打は、「これは私が打てる限りでは最強の球であり、そして私が望んでいた球であることがすぐに分かりました」という会心の一打。10秒ほどの滞空時間で512ヤードをキャリーした後、ボールはグリッド上を転がり、579ヤードにまで達したのだった。 バークシャーの飛距離の凄さをよく知るファンも、世界記録樹立の動画にはあらためて驚きの声を寄せていた。そんな中、やはりドラコン選手として活躍するボビー・レイ(米国)は「この新記録を出した日、気温はわずかに10度ちょっとだったんだ。手が冷えて、クラブもしっかり握れなかったよ」とコメントすると、バークシャーも「私も手の感覚がほとんどありませんでした」と同調。また「風によるノイズは気にしないで。ただ強い風が吹いていただけです」との声には「確かに。強風も少しは役に立ったよ 笑」、「動画では滞空時間は5~6秒に見えるけど?」には「2つのカメラの映像を少し編集したからね」など、コメント欄でのやり取りも楽しんでいた。 最後にバークシャーは「次は 600 ヤードに挑戦しようかな?」と大きな目標を掲げた。はたして、その素晴らしいショットを目にする機会は訪れるのだろうか?