オリックス6位・片山楽生、「若い時から活躍できるように」 球団も1年目からフル回転を期待する右腕
◇29日 オリックス新人選手入団発表(大阪市のホテル) ドラフト6位・片山楽生(らいく)投手(22)=NTT東日本=は「(オリックスは)中心になっている選手は若い選手も多く、若い時から僕も活躍できるように頑張っていきたいと思います。リズムよくゾーン内で勝負していけるところが持ち味です。魂のこもったピッチングをぜひ見ていただきたいです」と抱負を語った。契約金は3500万円、年俸は800万円(金額はいずれも推定)。背番号は「49」に決まった。 最速151キロ右腕の片山は北海道音更町出身で177センチ、82キロの右投げ左打ち。白樺学園高(北海道)では2年時(2019年)の秋季北海道大会で優勝し、明治神宮大会は4強。出場が決まっていた2020年春のセンバツは新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中止。夏の甲子園交流戦は山梨学院と対戦して3―8で敗れたものの、先発した片山は5イニングを4安打、4奪三振の2失点だった。 NTT東日本では4年間プレー。都市対抗に3度、日本選手権にも3度出場。今秋の日本選手権ではマツゲン箕島硬式野球部との1回戦で9回の1イニングを1安打、1奪三振の無失点。敗れたトヨタ自動車との2回戦では5回途中から3イニング3分の2を投げて3安打、3奪三振の無失点と好投した。 担当の岡崎大輔スカウトに「1年目からフル回転の活躍が期待される即戦力投手」と評されている右腕。同い年の山下舜平大投手を頼りながら、即戦力の道を歩む。
中日スポーツ