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【ソフトバンク】ドラ3津森宥紀、史上初の屈辱…プロ最初の打者に満塁本塁打被弾「予想外だった」

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スポーツ報知

◆パ・リ-グ ソフトバンク1―5ロッテ(21日・福岡ペイペイドーム)  球史に名を残す1球になってしまった。スクランブル登板のドラフト3位・津森が、ぼう然と着弾点を見つめた。2回無死満塁。井上へのフルカウントからの8球目、148キロの直球をバックスクリーン右に運ばれた。初登板の投手が初対戦打者に満塁本塁打を浴びるのはプロ野球史上初の悪夢だった。  「四球とかを出すより、思い切り投げて打たれたら仕方がない」。思い切り腕を振る、強気の投球が持ち味のサイド右腕。自分のボールを信じ投げ込んだが、プロは甘くなかった。「予想外のホームランだった」と痛恨の一撃を振り返った。  ただ、まさに緊急登板。ドラ3右腕に敗戦の責任を負わせるのは酷だ。2回無死一、二塁から先発・二保が、中村奨への頭部死球で危険球退場。「用意している投手がいなかった」と舞台裏を明かした工藤監督。想定外の事態に、津森も死球直後からキャッチボールを開始し、ブルペンで捕手を座らせて投げたのは5球程度だった。  昨季も8勝17敗と大きく負け越したロッテ相手に、開幕戦でサヨナラ勝ちを収めながら負け越し。指揮官は相性の悪さに顔をしかめながら「ヒットは出ている。後はつなげるだけ」と打線の奮起に期待した。新人右腕は満塁弾こそ浴びたが、その後は踏ん張り3回0/3を3安打1失点。「自分が1人目ということですね。いいっすね」と不敵に笑った強心臓ルーキー。この悔しさは絶対に晴らしてみせる。(戸田 和彦)  ◆津森 宥紀(つもり・ゆうき)1998年1月21日、和歌山県生まれ。22歳。和歌山東高から東北福祉大を経て、2019年ドラフト3位でソフトバンク入り。大学3年時の18年には、大学選手権で18回2/3を投げ自責0。優勝に貢献し最優秀投手賞を獲得。今季の目標は「60試合登板」。右投右打。今季年俸1100万円。

報知新聞社

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