“暗殺未遂”のスロバキア首相、プーチン氏との関係は? 「権威主義」で社会が不安定に…71歳男の動機は【#みんなのギモン】
■EUの国ながら…首相は反EUの立場
森アナウンサー 「ウクライナ侵攻もロシアとEU・NATO側(の関係があり)、ウクライナがNATOに近づき、それを嫌がったロシアが侵攻したという見方もあります」 「スロバキアはEUとNATOのメンバーですが、親ロシア派の首相がいるわけですよね。(1つの)国で違う考え方が2 ある。どうバランスを取っているのですか?」 小野解説委員 「EUの国ですが、フィツォ首相は反 EU の立場だったわけです。スロバキアは特にロシアにものすごく気を遣っていて、ロシアからミグ戦闘機を買い続けてきたぐらいだと言われています」 「一方で最近では突然、『ロシアは国際法に違反している』と言うなど、どっちつかずの発言もあります。小さい国ですからバランス外交をやっていかないと持たない部分があるんじゃないか、と廣瀬教授も話していました」 鈴江アナウンサー 「どっちつかずに見えるのは、国内でそれぞれ、いろんな考え方の違いがあるという背景でもあると思います。どんな違いがあったとしても暴力で政治的なことを変えていくことはあってはならないですね」 小野解説委員 「71歳の容疑者にどんな動機があって、なぜ卑劣な犯行が行われたのか。背景の説明が待たれます」 (2024年5月16日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
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