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箱根・芦ノ湖でワカサギ漁解禁 今年は豊漁に期待

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カナロコ by 神奈川新聞

 神奈川県箱根町の芦ノ湖のワカサギ漁が1日、解禁となった。芦之湖漁業協同組合(福井達也代表理事)の9人が出漁し、刺し網を引き揚げると、たくさんの銀鱗(ぎんりん)が輝いた。同漁協によると、今年は型が良く、例年以上の漁獲が見込めそうだという。  午前4時半ごろから、組合員のボートが湖水に繰り出し、前日夕に水深10~20メートルに仕掛けた刺し網を引き揚げた。箱根園(同町元箱根)沖合に仕掛けた網を引き揚げた杉山高広さんは「いつもより重いです」と笑顔だった。一網で3キロほど約500匹が取れ、体長は8~12センチと良好という。同漁協の初日の水揚げ量は97・6キロとなった。  同漁協は、3月上旬から5月中旬にかけ、ワカサギから採卵した約3億粒を放流。暖冬による高水温や、台風などの影響で春先にかけて貯水量が豊富となったことなどから、今年は餌となる動物性プランクトンが例年より多く発生した。9月17日に実施した試し取りの結果も良好で、11月ごろのピークにはさらなる漁獲も見込めるという。  この日取れた「初もの」の一部は、箱根神社で祈祷(きとう)した上で、宮内庁に献上される。例年は組合員が直接届けていたが、今年は新型コロナウイルスの影響を受け、宅配便を利用して送ることにしたという。  芦ノ湖産のワカサギは今後、町内のホテルや飲食店で提供される。同漁協の結城陽介さんは「今年は栄養が豊富なので、味も良いはず。多くの人に味わってもらえたら」と話している。

神奈川新聞社

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